USBケーブルの品質によって、PCやゲーム機の「音質」は変化するのか? 

 PCとPS4で、おなじUSB-DACを使おうと思いいろいろ画策中。

 切替機とかBluetooth転送とかいろいろ考えたんですが、結局「その都度ケーブルを差し替える」のが、なんだかんだで効率的という結論に。
 で、USB-DACに延長ケーブル刺して、そこでPCとPS4を差し替えようと思ったんですが、そこでふと

 USBケーブルの延長って音が悪くなったりするのかしら?

 という素朴な疑問が。
 素人考えだと「USBとかデジタルデータなんだし、ケーブルでデータが変化するとかありえなくね? そんなんだったらファイルコピーとかエラーでまくりっすよね?」みたいな。

 でも、オーディオ系の検索してると「USBケーブルで音は変わる」みたいな話を見るのも事実。
 気になったので“かるく”USBで音が変わることはあり得るのか? を調べてみました。
 あくまで「かるく」。
 オーディオネタはガチで調べ始めると底なしなので怖すぎるw

 結果は以下。。

1:デジタルデータが変質するワケがない

 USBケーブルが高品質だろうと低品質だろうと、デジタルデータの送信でデータが変質するとかありえない。そんなことがあったら、HDDのデータコピーとか破綻する。

 まぁ一般的な考えはコレではないでしょうか。
 僕もコレです。
 しかし、調べるとコレは間違っているようです。
 ファイルコピーとオーディオ転送では「データの送り方が違う」というのです。

2:USBオーディオのデータはエラー修正をしない転送方式

 USBのオーディオデータはリアルタイム制を優先するため、「アシンクロナス」という非同期転送、つまりデータ転送でエラーが発生しても送り直すようなこと
はしない。
ちなみにHDDなどはエラーが発生するとデータを送り直す方式をとっている。
 したがって、オーディオデータの転送ではエラーが発生しえる。故にエラーが発生しやすい低品質ケーブルでは音の劣化が発生する。

 なかなか理論的。
 たしかに、音声ファイルの場合、エラーが出る度にデータを送り直していたら、そのたびに音が止まって厄介かも。
 しかし、これにも反論がありました。

3:エラーがあっても「音質」は変わらない

 たしかにUSBオーディオはアシンクロナスだが、それでもまともなケーブルならエラーはそうそう発生しない。
 仮に、エラーが発生しても、それは数秒に1回程度であって、音が全体的に変化するような「継続的なエラー」が発生するケーブルであれば、それは完全な不良品でしかない。

 また、アシンクロナス転送でもエラーチェックは行われていて、エラーがあった場合はデータを破棄することが多い(エラーがあっても再送することはできない)。その場合、エラー部分はノイズになる。

 エラーを破棄せずにそのまま再生するとしても、そのエラーは法則的なモノではなくランダムなものだから、「このケーブルは音が痩せる」「高音が弱い」なんて「再現可能な結果」が発生するワケがない。

 「音質」がノイズのことを差すのであれば、ケーブルによってノイズが発生することはありえる。

 こちらも理論的。
 ていうか「デジタルデータの転送で、データ変質はすなわちエラーなので、発生した場合はノイズにしかならない」というのは、とても分かりやすい。

 たしかに、データエラーのせいで「音が痩せる」「音の解像度が低い」とかありえないすよね…。

 というわけで、今のところ「ケーブルによってノイズが発生することはあるが、音の性質が変わることは、理論的には考えにくい」という結果に。

 もしかしたら、3番への反論もあるのかもしれませんが、今回は発見できませんでした。
 仮にケーブルチェンジで音が変わるとすれば、考えられるのはケーブルから出てる電波がUSB機器になんらかの影響を与えるとかでしょうか…。



 なお、僕は基本的にピュアオーディオのオカルトっぽいネタには否定的。
 ハイレゾもガン無視。

 ていうか、音楽業界はCDにするときに「非可聴域の音削っても音は変わらないよ!」とか言ってたくせに、いざハイレゾを出したら「ハイレゾはCDで入りきらない音情報があるから高音質ですよ!」とか謳い始める始末。
 いけしゃーしゃーと何を言ってやがるのかと。

 なので、今回の話も多少はバイアスがかかっていると思われるので、そのあたりはご了承ください。
[ 2017/03/28 15:04 ] オーディオ | TB(0) | CM(4)

Andoridで「Bluetoothで高音質」を実現するアダプターを使ってみた 

 スマホとポタアンをBluetoothで、できるだけ高音質でつなげたい!
 と思いたったので
 aptX、aptX Low Latencyに対応したBluetoothアダプター。

 Creative BT-W2

 を買ってみました。お値段4298円。
 実際に使って見ましたが、これがかなり素晴らしい。
 ここ1ヶ月ぐらい悩んでいた問題が一気に解決+ついでに手持ちのMacbookやPS4でも応用可能というオマケ付き。

 なお、僕の場合は「Bluetoothでポタアン」でしたが、「BluetoothでaptX対応のワイヤレスヘッドホン」の方も、ほぼ同じ方法がとれるはずです。
 以下、いろいろ紹介。

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 先日、格安スマホの機種変を画策していると報告したのですが、なかなか良いのが見つからず。
 というのも、僕は外で音楽を聴くことが多いので、どうせならスマホで「できるだけイイ音」のモノが欲しかったんです。
 で、手持ちにBluetooth対応なポタアン「Sound Blaster E5」があるので、これを利用することに。

 スマホとBluetoothで音楽試聴…というと、最近ではBTヘッドホンやBTスピーカーなどが人気。
 ところが「できるだけよい音質で…」となると、なかなか難しいのが現状です。

 Bluetooth機器で効く場合、「接続方式」が重要になります。
 現状、利用可能な以下の通り

・SBC:普通のBT接続。
・AAC:高音質接続。主にApple製品
・LDAC:高音質接続。主にソニー製品
・aptX:高音質接続。Appleとソニー以外

 音質:SBC<<<<< AAC <= aptX <<<< LDAC

 まずSBCは問題外。SBCで聞くなら直結でいい。
 AACとaptXは音質的には大きく変わらない。
 LDACはハイレゾ対応。ハイレゾ対応音源じゃないヤツを聞く分には、どっちがよいのかはよく分からん。

 うちのポタアン・E5が対応しているのはaptXとAAC。

 iPhoneが対応しているのはAAC。
 最近のXperiaはaptXとLDAC対応。(Z3あたりはaptXのみ)。
 一部のハイエンドスマホはaptX対応(キャリア系端末もだいたい対応)。
 Androidスマホの大半は「どれにも対応していない」

 そう、僕が購入を検討しているAndroidのスマホ、それも格安系は、ほぼほぼ「aptX非対応」。
 aptXに対応しているのは、Zenfone3などのASUS系ぐらい。あとは国産の富士通ARROWS系とか
 格安系だと、Huaweiはほぼ全滅。ZTEも多分ダメ。MOTO Zも非対応の模様。

 となると、Zenfone3買っとけばいいじゃん…となるのですが、個人的にはP9が欲しいんですよねぇ…。ライカに釣られた。
 僕に限らず、「AndroidスマホでaptX接続したいけど、Zenfone3以外が欲しい」なんて人も多少はいるハズ。多分。

 そこで注目したのが、上記の「BT-W2」です。
 こちらの製品は「USBオーディオ機器として作動するBletoothドングル」。
 つまり、接続機器からはUSBオーディオとして認識され、送り出された音声データをBluetoothで出力する…というもの。
 これを使えば、USBオーディオが使える機種なら問題なくaptXによるBT接続が可能になります。
 「USBオーディオ対応」というハードルはあるものの、aptX対応よりは遙かに低いハードルですし。

 Amazonのコメ欄だと主にPS4やPCとBTヘッドホンとの接続に用いられているようなのですが、仕様上はスマホでもいけるハズ!
 で、実際に購入して、手持ちのMediapad T2で試したところ見事に繋がりました。
 通常のオーディオデバイスと認識しているようで、どのアプリでも使用可能。ボリューム調整なども問題なし。
 音質的にもSBCや直結よりは明らかにイイ音で、十分実用範囲。

 これでaptX非対応スマホ端末でも、はれてaptXで使えそうです。
 やったね! ありがとうクリエイティブ!!

 気がつくとMediapad T2がaptX対応化してたり。
 新しい端末買わないで、T2だけあればいい気もしてきたなぁ…w

 なお、製品紹介には「スマホで使える」とは一切書いてないので、そのあたりは自己責任でお願いいたします。




Creative Bluetooth Audio
bluetooth USB transceiver
BT-W2




Creative Sound Blaster E5
ハイレゾ対応 iPhone/iPad対応 USB DAC
ポータブル ヘッドホンアンプ Bluetooth付き
SB-E-5


[ 2017/03/16 03:11 ] オーディオ | TB(0) | CM(0)

Google Musicを使ったiTunesライブラリとAndroidの同期が快適すぎる 

 けっこう昔に「AndroidでiTunesのライブラリを無料で同期するための2つの方法」という記事を書いたのですが、今はもっと簡単な方法があります。

 PCで「Google Play Music Manager」を使う。

 以上。
 iTunesのライブラリだけでなく、プレイリストの同期も可能。常駐させておけば、iTunesでの変更を即座にGoogle Playの方にも適用してくれます。
 もちろんApple Storeで買った曲も同期します。
 楽すぎるw

 ただ、この方法には一つ大きな欠点があります。それは「同期した曲をスマホで聴く際は「Google Music」の使用が必須。他のプレーヤーアプリでは曲を認識しない」ということ。
 つまり、Xperiaの「ミュージック」などの再生アプリを使いたい場合は、以前の記事のようにMusicbeeを使うしかありません。
 (なお、MusicbeeとXperiaでプレイリストを共有する場合、形式はM3Uで。M3U8だとうまくいきませんでした。)

[ 2016/06/01 08:01 ] オーディオ | TB(0) | CM(0)

「Sound Blaster E5」レビュー。コスパの高い多機能USBDAC/ポタアン 

 先日購入したクリエイティブメディアのUSB DAC搭載ポータブルヘッドホンアンプ「Sound Blaster E5」の音とか使い勝手についてのレビュー。

 もともとはPC用のUSBDACとして買ったので、そっちがメイン、ポタアン機能はオマケと考えている人のレビューとなりますw



・音質

 僕は今まではヘッドホンはK702かHD25-2を使い、PCでは5000円ほどのクリエイティブメディアのUSB外付けサウンドユニットに、外では旧型のiPodかスマホ(Xperia Z3)直付けで、音楽を聴いていました。

 今回、ヘッドホンはそのままで音源ユニットがE5に変わったわけですが、音質的な違いは
「驚くほどの違いではないけど、意識して聞けば違いがわかるぐらいは良くなっている」感じです。

 1000円のイヤホンを1万円のに変えると明らかな音の違いを感じますが、アンプの増設は正直そこまでじゃないです。
 黙って渡されたら気づかないかもってレベルw


 ただ、「音が良くなっている」ことはそこまで聞き取れなかったんですが、ノイズやダメな音が前より耳につくようになりました。
 たぶん、音の分離がよくなって、綺麗なところがしっかり鳴っていたり、聞こえなかった音が聞こえるようになったから、ダメな部分も目立つようになっているのかと…。

 そういった意味では、ぱっと分かるほどではないけれど、無意識下でも認識できる違いは確実にある…と言えるのかもしれません。


 意識して聞いたときの音の印象は、全体的に滑らかになって音の密度が上がった感じ。
 音のキレがよくなったとかそういう方向の高音質化ではなくて、全体的に密度の濃い音を出している感じ。
 物足りなさを感じるかもしれませんが、聴き疲れしないという意味では普段使いにピッタリかもしれません。


 あと、意外とよかったのがエフェクト機能の「SBX Pro Studio」。
 この機能は「サラウンド感」「明瞭さ」「低音ブースト」といった効果を自在に組み合わせるモノ。まぁよくあるデジタルエフェクト機能ですね。

 「音楽」「映画」「ゲーム」といったメーカー製のセッティングがいくつか用意されているので、そこから選んでもいいですし、各パラメータを自分でいじくりまわすこともできます。

 一般的に、この手のエフェクト機能は音楽好きには敬遠されることが多く、僕も今まではあまり使ったことがないです。
 ただ、E5のSBXは、かなり分かりやすい感じのエフェクトがかかってまして、ぱっと聞いた感じの気持ちよさはなかなかのモノ。

 ボーカルをハッキリと聞かせつつ、高音をキラキラにして低音をズンドコしてくれます。
 要はドンシャリ化ですね。
 迫力ある音が好きな人なら、かなり楽しめるそう。

 まぁ少々主張が強すぎて、長い時間聞いてると疲れてくるきらいはありますがw


・使い勝手

 E5はポタアンとしては非常に多機能で、USB接続、USBホスト接続、ラインに光と、実に多彩な接続方法をサポートしているんですが、とくに便利なのがBluetooth接続。

 個人的にスマホは取り回しの良さが必須なので、ポタアンを有線くっつけてバンドで一体化するのとか絶対無理。
 もっと言えば、スマホからヘッドホンケーブルが伸びているのだって好きじゃない。

 その点、ポタアンとスマホをBluetoothでつなげれば、ケーブルは常時カバン内のポタアンと接続。スマホ本体は一切ケーブルナシで使う事ができます。
 ワイヤレス万歳。

 無線ゆえに、ちょこちょこ無線ノイズが入るのが残念ですが、それを補って余りある快適さを実現できます。

 Bluetoothは音質が悪いという印象もありますが、E5は高音質コーデックのaptXにも対応していて、無線転送でもかなりの高音質。
 少なくとも僕には無線有線の違いがよく分かりませんでしたw

 あと、BluetoothのおかげでVitaとも繋がります。
 Vitaのイヤホンジャックはあんまり上等じゃないので、ポタアンつけるのも悪くないかと。
 Vitaのためにポタアン買おうとは思いませんが、Vita「でも」使えるのは、ゲーマー的には魅力的な付加価値だと思います。



・おまけ:ハイレゾで使いたいときは要注意


 E5は、PCにつなげるとサンプリング/ビットレートが192khz/24bitまで対応していて、ハイレゾ音源の再生が可能です。

 で、パッケージにも「192khz/24bit対応」とデカデカと書かれているのですが、これはあくまで「PCにつなげた場合」。
 オフィシャルな接続方法だとiOSデバイスは96khz/24bitが最大です。
 さらにAndroidの場合は44.1khz/16bitが最大で、ハイレゾ音源非対応です。

 非公式なつなげ方をすればiOSは192khz/24bit、Andoridは96khz/24bitまでいけますが、iOSは3500のカメラアダプタが必要ですし、Androidに至っては対応機種を選びまくるわ、対応してても音が鳴らないわと、非常に不安定な状態。

 ちなみに、Androidだと「192khz/24bit音源」を「音はなるけど、実は44khで再生」とかしてたりします。
 勝手にダウンサンプリングしちゃうんですよね…。いろいろとややこしくて困るorz

 ともあれ、スマホとポタアンの組み合わせは、カタログスペックだけ見て買ってみたら、実は思ってた使い方ができなかった…なんてことが非常に発生しやすいです。
 ハイレゾ目的でE5を買うときは、しっかりと情報収集することをおすすめします。



Creative Sound Blaster E5 ハイレゾ対応 iPhone/iPad対応
USB DAC ポータブル ヘッドホンアンプ Bluetooth付き


[ 2016/03/24 10:58 ] オーディオ | TB(0) | CM(0)

自分の耳の性能をチェックする。音質ブラインドテストいろいろ 

 PCやスマホで音楽を聴こうとすると、やれ「圧縮音源のビットレート」とか「サンプリングレート」とか、いろいろ技術的な話がでてきます。最近では「ハイレゾ」なんての出てきました。
 ヘッドホンやアンプを買うときに、店の人に「無圧縮のハイレゾで聴けるハイレゾ対応が一番いいですよ」などと言われると、じゃあそれにするか…と思ってしまいますが、実際のところファイル形式の違いでどの程度の違いがあるのか、そして自分はそれを聞き分けられるのかは意外と分からないモノ。

 というわけで、フォーマットの違う音楽ファイルを聴き比べて、それらの違いを聞き分けられるかどうかをチェックする「音質のブラインドテスト」のやり方をいくつか紹介します。

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Foobar2000を使ったABXテスト
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 ABXテストというのは、オーディオのブラインドテストで使われる手法。信頼性が高いそうです。
 で、そのテストを、Windowsの定番メディアプレイヤー「Foobar2000」で行えます。
 以下、手順の説明。

1:比較用ファイルを用意する
 Foobar2000でテストするには、比較用のファイルを用意する必要があります。ちょっと敷居が高いですが、ここを突破すれば後は簡単なので頑張りましょう。
 同じ曲で音質が違うと思われるモノならなんでもOKです。

 手軽に用意したいなら、CDからWAVをコピって、そのCDをiTuneなどで取り込めばOK。
 他に「ハイレゾ音源とCD音源」とか「MP3で128Kbpsと320Kbps」なんてのも可能です。
 普段からよく聴いている曲を使うと、実践的な比較ができるかと。

2:FoobarにABXテスト用のコンポーネントを入れる
 ABXのコンポはデフォルトインストールで入るはずです。
 「FILE」→「Preferences」→「Components」を見て、リストの中に「ABX Comparator」があれば大丈夫。
 無いときはGoogleで「ABX Comparator」を検索すると、Foobarのコンポーネントページが見つかるので、そこからダウンロード。
 Foobarがインストールしてあれば、ダウンロードしたファイルを実行すればインストールしてくれます。

3:用意した2つのファイルをコンポで読み込む
 2つのファイルをプレイリストで表示(リストにドラッグ&ドロップでOK)。両方を選択して右クリメニューで「Utilities」→「ABX Tracks...」

4:テストの設定
 チェックボックスは基本的に両方外す(サウンドカードの制限などでDSP使わないと音が出ない場合はチェック)。
 「Trial Count」は試行回数。多いほど正確になるが面倒になる。10回もやればいいのでは。
 「Training mode」は1回ごとに正誤が表示されるモード。手軽に試したいとき用。
 「OK」を押してテストスタート。

5:テストを行う
 まず「Play A」と「Play B」を聴く。
 「Play X」と「Play Y」を聴き、右のChoice欄で同じと思う組み合わせを選んでクリック。
 下の「Position」でリピート範囲の設定ができるので、分かりやすいところを選ぶのもヨシ。
 Trainingの場合、1問ごとに結果と信頼性の目安となるpvalが表示される。
 pvalは「適当に答えても当たる率」。この数値が低ければ低いほどよい。




 自分が持っている曲を好きな音質で比較テストできるのがfoobarの強みですが、音質の違うファイルを複数用意するのはちょっと面倒。
 そんな方は、下の2つのサイトがおすすめ。曲や音質は決まったモノのみとなりますが、ブラウザ上で簡単にテストを行えます。

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mp3ornot.com
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 昔からある音質テストサイトで、MP3の320Kbpsと128Kbpsで比較テストができます。
 最初に320Kと128Kのファイルを聴き、次にどちらかを聴いて、それが320Kか128Kかを当てます。
 曲は3曲。2択なので50%は当たります。テストの精度を上げるには、ある程度の試行回数をこなす必要があります。

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TIDAL
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 ロスレス(無圧縮)のストリーミングサービス「Tidal」の音質テスト。
 ロスレス1411KbpsとAAC320Kbpsで曲が流れるので、どちらがロスレスかを当てる。
 曲は5曲。これも2択なので50%だと「分かっていない」と同じ。高級耳であることを証明するには最低4問、できれば全問正解。



 個人的には、MP3の192Kbpsほどの音質があれば、普段使いには十分な気がします。それ以上の違いはほとんど分からないし、分かっても間違い探しレベル。
 ただ、どんどん耳が肥えていったときに「悪い方から良い方へは変えられない」ので、仮に聞き分けられないとしても、可能な範囲で高音質な形式にしておいたほうがよいとは思います。

 ちなみに僕はVBRの250Kぐらいで圧縮してます。ホントはロスレスが良いんでしょうが持ち運びに不便なんで…。
[ 2015/08/07 17:50 ] オーディオ | TB(0) | CM(0)

名機「HD25-1 II」購入。ロックを聴くなら最高のヘッドホン【レビュー】 

 前から欲しかったゼンハイザーのヘッドホン「HD25-1 II」を買ってしまいました。

 僕が持っていたヘッドホンと主に使うシーンは以下の通り。

 K702:メイン。ボーカル曲とかJPOPとかクラシック。あとゲームとか映画。
 HFI780:打ちこみ系。エレクトロニカ。たまにゲーム。
 Skullcandy Aviator:外出時。なんでも無難に聴ける。
 Beats Studio:使ってない。
 Beats Solo HD:外出のときたまに使う。
 PortaPro:暑いとき。散歩のときとか。ロック系。

 K702とHFI780のコンボがかなり強力で、使い分ければ大抵のジャンルをカバーできますが、この2つがイマイチ苦手なのが

 ロックとかパンク。

 702も780も泥臭い系があんまり得意じゃない。
 僕が持っているヤツだとポタプロとかAviatorはロックがイケる口なのですが、もうちょっとトータルでクオリティの高いヤツが欲しいなぁ…と。

 で、そこを埋めるヘッドホンとして「HD25-1 II」をずーーーっと欲しいなぁと思っていたワケです。


 ついに買った! これで当分新しいヘッドホンはいらない! w


 というわけで、レビューというか使用感レポート。


●使用感
 見た目はプラスチッキー全開。非常に安っぽい。デザイン性は最低レベルw
 作りも大ざっぱかつ丁寧さに欠けていて、ちょっと雑に扱うとすぐ壊れそうで怖いw
 実際、大型店舗の試聴器は断線してたりイヤー部分が折れてたりと、故障率が高い気がします。

 見た感じ、とても2万オーバーの品とは思えないww

 HD25-1は、ジャンル的にはDJホンなのでサイズはコンパクト。
 耳部分を回転させることが可能ですが、全体をたたむことはできません。

 頑丈さに不安があるためカバンに突っこむのも抵抗があり、「ポータブルユース向けヘッドホン」と比べると、かなり持ち運びしづらいです。

 外で使うことを考えた場合、遮音性は高め。密閉型なので音漏れの心配も低め。ただし持ち運びや取り回しに難あり。
 トータルで考えると「外でも不便なく使えるが、アウトドアユースに最適とは言い難い」といったところ。

 快適性については、ネットでは「側圧が強い」「装着感が悪くて長時間使うのは辛い」という意見が多い野ですが、個人的にはとくに問題ありませんでした。
 買ってすぐにティッシュでアームを広げちゃったせいか、側圧のキツさも感じません。イヤーの接触感も気にならず、耳が痛くなることもないです。


●音質

 買う前にくさるほど視聴していたので、だいたいイメージはつかめていましたが、実際に使ってみても期待を裏切らないデキでした。

 僕がHD25に惚れたのは「圧力のある低音」と「全域にわたってクリア」という2点を両立していたため。

 基本的に低音重視系のヘッドホンはどうしても音が篭もるというか、野太くなる分シャープさに欠けやすくなるのですが、HD25は低音の迫力を十二分に出しつつも、中高音も綺麗に出してくれます。
 クリアな音が好きで、重低音系の籠もり感が苦手な僕にとって、まさに理想の低音系ドンシャリヘッドホン。

 中でもギターやベースといった弦楽器の生音感が素晴らしい。
 さらに、低音がしっかり鳴ってそれでいてキレも良いので、ノリの良さもなかなかのものです。

 実際に聴いてみると、ロック系との相性は抜群です。
 702や780でロックを聴くと、低音の圧が低いせいか、どうしても上品な音作りになってしまうんですが、HD25は迫力ある音でぐいぐいと押しこんでくる感じです。

 ロックをエロく聴きたい時にピッタリでしょう!


 と、褒めまくりましたが、苦手なところもけっこうハッキリしてまして…。

 まず、低音の圧力が高いので、繊細な曲でも図太くなってしまいます。しっとり系女性ボーカルなんかの場合、声自体は綺麗に聞こえるんですが、低音強調な演奏とのギャップに戸惑いがち。

 低音が強い分、バランス的に中高音がやや弱くなり、映画とかゲームだとセリフ部分で違和感を感じます。
 金管楽器系は不得意ではないですが、780と比べると突き抜けるような爽快感で劣ります。

 あと、クラシックは音の広がりやヌケが物足りない&鮮やかさに欠ける印象。オーケストラ系は得意ではなさそう。
 ヴァイオリン曲なんかは意外とイケちゃうのですが、あくまで「ヴァイオリンを綺麗に鳴らしている」だけであって、クラシックならではの壮大さや繊細さはちょっと欠けるかなーと。
 クラシック聴くならK702が圧倒的におすすめです。


 HD25-1 IIは、かなり個性のあるヘッドホンなので、合う曲合わない曲がハッキリ分かれます。
 基本性能が高いので、合わない曲でもダメってワケじゃないんですが、例えばHD598やK702みたいな「どれを聴いても問題ナシ」って感じではない。
 オールマイティな1本を求めている人には向いていませんが、とにかくロックを気持ちよく聴きたい! 他はどうでもいいorそこそこ聴ければ十分! というのであれば、かなり有力なヘッドホンだと思います。


ゼンハイザー 密閉型ヘッドホン HD25-1 II



【オマケ:HD25シリーズについて】
 なおHD25には兄弟機がいくつか存在します。

HD25 SPII 1.4万
HD25-1 II 2.3万
HD25 Amperior 2.5万
HD25 ALUMINIUM 3.5万

 SPIIは廉価版。
 Amperiorはポータブル向け。ハウジングがアルミになっていて、音もけっこう違うらしい。
 ALMINIUMは、HD25のハウジングをアルミにしたもの。基本設計は25-1IIと同じだけど、ハウジング部分の違いによる音の差があるらしい。
 SPとAmpは別物、ALUMIはマイナーチェンジ版ってところでしょうか。

 購入にあたって一応両方試聴しましたが、たしかに違いはあるものの優劣といえるようなものではなく、また1万の価格差に見合ったモノとも思えなかったので、25-1 IIを選びました。
 ただ、ネットだとALUMIの方が音が良いという人もいるので、購入の際は可能なら聴き比べてみるとよいかと思います。


ゼンハイザー 密閉型オンイヤーヘッドホン HD25 ALUMINIUM


ゼンハイザー AMPERIOR 密閉型ヘッドホン シルバー AMPERIOR Silver


ゼンハイザー 密閉型ヘッドホン HD25SPII

[ 2015/08/05 22:17 ] オーディオ | トラックバック(-) | CM(0)

「Apple Music」と「iMatch」を同時に使うと、自分の曲にDRMが付くらしい 

 先日紹介した「Apple Music」ですが、「曲が消える」というニュースを見かけました。

「Apple Musicは悪夢」──長年のAppleファンが苦言(ITmedia)

 記事を読んだところ、どうやらAppleの音楽クラウドサービス「iMatch」を使っていると、曲の管理がうまくいかなくなって、手持ちの曲が消えてしまうことがあるとか?
 軽くググってみたところ、以下のような記事がありました。

Apple MusicのiCloudミュージックライブラリはDRM付き:知らなかったと後悔する前に問題を整理してみた(みこぼね)
Apple Music と iTunes Match をそれぞれ契約して違いを確認してみた その2(A-tak.com)

 iMatchつーのは、Appleの音楽クラウドサービスのことで、持っているファイルを全部サーバーにアップしておくと、iPhoneやMACなどから自由にアクセスできるようになるサービス。
 で、記事によれば「iMachを使ってApple Musicで配信されている曲をアップロードすると、アップロードした曲がDRM付きのものと入れ替わってしまい、ダウンロードしてもDRMが付いたままになってしまう“ことがある”」ようです。
 持っていた曲を残しておけば問題ないようですが、アップして削除してから再ダウンロードすると、オリジナルが失われてしまう模様?

 なかなか面倒な事態になりますね…。

 僕は音楽系のクラウドサービスは通信料が気になるのでストリーミング再生は使わず、親機で取り込んだ曲を子機に転送するために使うことがほとんど。
 もしiMatch使っていたらえらいことになってだろうなぁ…。使って無くて良かったw

 まぁ、クラウド系のサービス使うなら、音楽ファイルに限らず、オリジナルはしっかりキープしておこうね! ってことでしょうか。


 ちなみに僕はApple Musicを愛用中。MusicさんのおかげでTofubeatsや元気ロケッツを聴くようになりました。
 以前も書きましたが、「新しい音楽との出会い」を求める方には、とてもオススメのサービスです。

[ 2015/07/25 12:26 ] オーディオ | TB(0) | CM(0)

「Apple Music」を試してみた。90年代渋谷系とか予想外の充実ぶり! 

 Appleが初めて月額定額の音楽配信サービス「Apple Music」を試してみました。

 思っていたより全然よいです!

 僕が聴くのはほとんど邦楽で、洋楽はごくまれに聴く程度。
 で、Apple Musciは基本的に海外のサービスなので、邦楽は弱いのかなぁと思っていました。

 で、とりあえず邦楽の曲数をチェックしたところ、そこそこ発見。
 とくに古い渋谷系とか、意外なほどの充実ぶりで、オーバー30大歓喜。
 アニソンとかゲーム系はほとんど無いのがちょっと残念ですがw

 ともあれ「これさえあれば、日本の音楽シーンは大丈夫」というにはほど遠いですが、月額980円でBGM的に使うなら全然アリです。

 なお、サービスのコンセプトとしては、「好きな曲やアーティストを狙い撃ちして聴く」というよりは、ラジオ的な使い方をオススメしている模様。
 トップ画面は「こんなアーティストの曲はどうですか?」とか「こんなジャンルはどうですか?」的な、サジェストが中心で、検索は画面の端の方に追いやられています。

 また、曲を聴いていると、似ているアーティストや曲をリストアップもしてくれます。
 さらに、SNS的なシェア機能もあるので、知り合いと好きな曲を教え合ったりするのも簡単。

音楽は好きだけど、最近は歌番組とか見ないし、新しい音と出会う機会がないなぁ…。

 なんて人には、かなり使い勝手の良いサービスだと思います。

 Apple MusicはiPhoneやMax、およびWindowsで利用可能。andoroidは秋頃対応予定。
 料金は個人が980円、家族だと1480円。
 利用にはApple IDの取得とクレカの登録が必要ですが、3ヶ月の無料トライアルが提供されています。

 音楽好きの方はぜひ試してみることをオススメ致します。

 ソニーはMusic Unlimited止めちゃいましたけど、日本での展開はどうするんですかねぇ…。
 邦楽ってことならソニーの方が強そうだから期待してるんだけど。



ちなみに、僕が適当に検索して引っ掛かったアーティストの方々。
(※iTuneの検索なんで、もしかしたら自分のライブラリのが引っ掛かっただのがあるかも…。見つからなかったらスイマセン)
cymbals
フリッパーズギター
カジヒデキ
コーネリアス
カヒミ・カリィ
ホフディラン
SPIRAL LIFE
ADVANTAGE LUCY
SWINGING POPSICLE
※シーガルとかブリッジもあったし、トラットリア系はけっこうあるぽい。

RIP SLYME
m-flo
mihimaru GT
きゃりーぱみゅぱみゅ
メレンゲ
ゲス
Greeeen
ストレイテナー
KEMURI

Overarm Throw
dustbox
MAN WITH A MISSION
ACIDMAN
ELLEGARDEN
RIZE

Infected Mushroom


 注意点としては、対象アーティストの曲が全部あるわけではないということ。
 例えばエルレだとFigureheadsしかなかったです。

 ちなみにWindowsでの利用はiTuneを使用。
 iTunes Store画面の左下にちっちゃく「Apple Music 3ヶ月間無料トライアル」ってのがあるので、そこからサービスに加入できます。
 アーティストとか曲を検索したいときは、右上の検索窓を使えばOKです。
[ 2015/07/02 16:35 ] オーディオ | TB(0) | CM(0)

「Music Unlimited」がサービス終了。あわてて無料体験を登録してみた 

 Xeria Z3を入手しました。
 契約途中でのMNPだったので、違約金やら事務手数料がけっこうかかりましたが、いっぽうでキャッシュバックやら各種割引もけっこうな額だったので、トータルではほぼ0円。

 タダでハイスペックな最新スマホが手に入るとか、ありがたい限りですが…なにか間違っている気もしますねぇw

 で、プリインストされていたWalkmanアプリをいろいろいじっていたのですが、アプリの構造的にSonyの音楽配信サービスである「Music Unlimited」との連携度が非常に高くなっています。

 Music Unlimitedは、月額980円の定額制音楽配信サービス。楽曲数は2500万曲をかぞえ、邦楽の充実度もなかなかのものとのこと。
 興味がわいたので、Music Unlimitedの公式サイトへ飛んだところ、トップページにでかでかと

 サービス終了のお知らせ

 あらま。
 なんでも、Sonyは新たに「プレイステーション ミュージック」という音楽配信サービスを世界的に開始するとのこと。
 それにともない、Music Unlimitedを3月いっぱいで終了させるようです。

 ただし、プレイステーション ミュージックの日本での展開は現在未定…。
 PS4というコレといい、ソニーはすっかりグローバル企業になりましたねぇ…。時代の流れでしょうが、日本人としてはちょっと寂しい。


 さて、せっかく入ってみようかと思ったMusic Unlimitedですが、終わってしまうのなら仕方ないなぁ…と思っていたところ、どうも

 30日間無料体験サービスはまだ継続中の模様。

 どうせ終わってしまうなら、無料サービスを使ってみようと思い、さっそく登録してみました。

 Music Unlimitedへの登録にはSENアカウントが必要。これはPSNアカウントと共用できます。
 僕はPSNアカウントを持っているので、いくらかの追加入力を行うだけで、簡単に登録できました。

 ただし、登録時にはクレカ情報の入力が必須で、かつ自動更新がオンとなっています。
 サービスが終わるので自動更新は発生しないはずですが、万が一があるとおっかないので、登録後にすぐオフに変更。
 ついでにクレカ情報も削除しておきます。
 どちらもSENのアカウント情報で処理できます。


 少し利用してみましたが、コレいいですねぇ。
 好きなアーティストをねらって聞くのはもちろんですが、「最新ヒットチャート」「懐メロ」「冬うた」「アニソン」などなど、用意されているさまざまなチャンネルを流して聴いているのも楽しいです。

 これで980円なら、かなりお得。
 サービス終わってなかったら課金したわー。惜しい。

 PS4やVitaでも利用できるので、興味がある方はお早めに登録をオススメしますよ!
「プレイステーション ミュージック」が、早く日本でも始まりますように。


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[ 2015/02/16 12:52 ] オーディオ | TB(0) | CM(0)

ハイレゾ対応イヤホン&ヘッドホンは、ハイレゾ再生に「必要」なのか? 

 最近「ハイレゾ音源」が話題になっているようです。

<ハイレゾ音源>「高音質」対応機器続々 ソニーが口火
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テレビもガラパゴス化するのか、それともハイレゾで復活か?
テクニクス復活――オーディオ製品ラインに投入された3つの技術

 ハイレゾ音源ってのは、「高音質な音源」のこと。
 賛否はありますが、個人的にはスマホとハイレゾ対応DAPで聴き比べれば、違いが分かる程度には高音質だと思います(それがハイレゾ音源によるものなのか、DAP自体の性能によるものなのかは分かりませんが)。

 で、「音楽なんて聞ければいいよ」という意見を耳にします。
 たしかに低音質の音源だけを聞いているのなら気にならないと思うのですが、一度高音質なものに慣れると、グレードの低いものに戻るのは難しい。

 昔、MP3は96KHzの低ビットレートで圧縮されることもありましたが、最近では192とか320が主流だと思います。
 で、192で慣れたら、96は耐えがたいと思うんですよねぇ…。

 というわけで、ハイレゾが流行って、よりハイクオリティな音楽を楽しめるようになること自体は歓迎なんです。


 ただ、ちょっと気になるのは、ソニーが最近一生懸命告知している「ハイレゾ対応ヘッドホン/イヤホン」ってヤツ。

 ハイレゾ対応ヘッドホンとは「高域再生が40KHzまで再生可能なヘッドホン」のこと。

 CDは高域が22KHzまでしか記録できません。人間の耳が聞こえるのは、20KHz程度までと言われているため、「聴けない音はいらないだろ」ってことで、CDの規格では高音部のデータはカットされています。

 しかし、ハイレゾでは22KHz以上の周波数も記録可能です。
 ハイレゾ音源に高域をどこまで記録するかの明確な定義はないのですが、最近の主流は40KHz程度なので、日本オーディオ協会が、ハイレゾ音源の再生に適している機器の目安として「40KHz」という数値を設定しています。

 現実問題として、20KHzを超える「聴こえない音」が音質に影響を与えるかどうかは、なんとも言えません。
「高音は20KHzまで出れば十分」という人もいれば、「聴こえない部分の音も音質に影響を与える」という人もいます。

 ここは、まぁ人それぞれなのでどっちでもいいです。
 ハイレゾ音源のスペックを引き出すため、高域再生に対応したヘッドホンを作るのもいいでしょう。


 ただ、問題なのは、「ハイレゾ対応ヘッドホン」という売り方が、さも「ハイレゾ音源を聴くには、ハイレゾ対応ヘッドホンが必要です」というような言い方をしていること。

 そんなことはまったくありません。

 ハイレゾ非対応のイヤホン・ヘッドホン・スピーカーで聴いても音はちゃんと出ます。
 対応域以上の音は出ませんが、そもそもそこは可聴域外なので、音質への影響は、人によっては感じられないでしょうし、感じられても大きな差はないという人がほとんどでしょう。

 ちなみに、現在販売されているヘッドホンの再生可能帯域は、1万円以下のはだいたい20台前半。
 ソニーの1万オーバーだと、MDR-1Rが80KHz、10Rが40KHz、MA900が40KHz。
 オーテクのAD900Xが35KHz、K702が39.8KHz、HD598が38.5Hzぐらい。DJ1PROは22KHz、HFI780は26KHz。

 個人的な感想ですが、高音の出方についていえば、40KHzのMDR-1Rより、40KHz出ないHFI780とかK701の方が好きです。
 高音がキレイに聞こえるかどうかは、周波数特性といったスペック的な部分より、ヘッドホン全体での音の傾向の方がはるかに大きいかと。

 そもそもハイレゾは「高域だけをよくした音源」ではありません。低域や中域だってよくなっています。
 だからハイレゾ音源を良い音で聴きたいのであれば、高域がどこまで再生できるかなんてことより、音全体の聴こえ方を重視すべきです。

 というわけで、「ハイレゾで音を聴こう!」と思った時に、ヘッドホンをハイレゾ対応に限定する必要性はまったく感じません。
 「対応」の言葉に惑わされず、気に入ったのを買うのがオススメです。






※なお、再生機器のほうは、ハイレゾ音源を聴くには「ハイレゾ対応」している必要があります。対応してないと音が出ません。この辺の「対応」って言葉の使い分けも混乱に拍車をかけていると思う。



SONY ステレオヘッドホン ブラック MDR-1RMK2/B
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おまけ:Xperiaの話。

[ 2014/09/30 12:05 ] オーディオ | TB(0) | CM(0)

注目度急上昇中のヘッドホン、Skullcandyの「Aviator」をレビューしてみた 

 ヘッドホンレビューです。

 今回取り上げるのは、Skull Candy(スカルキャンディ)のAviatorです。



 リモコン付きケーブル採用の、コンパクトなアウトドアモデルで、現在の僕の外出時ファーストチョイスヘッドホンとなっております。
 ちなみに2番はHFI780で3番はBeats Solo HD。

 スカルキャンディは日本ではあまりなじみのなかったメーカーですが、アメリカではBeatsに続くトップメーカー。徐々に日本市場にも力を入れ始めたようで、最近ではビックやヨドバシといった大手家電量販店はもちろん、TSUTAYAなどでも見かけるようになってきました。

 Beats同様、ファッション性にも拘っているメーカーですが、Beatsよりもカジュアルな感じです。



 ヘッドホンというと、やはり「音」に注目したくなりますが、外出用の場合は、それと同じくらい「見た目」と「使いやすさ」も重要になってくると思うんです。

 ただ、2万円までのアウトドア用ヘッドホンで、音・見た目・使いやすさを兼ね備えた商品って、実はあまりない。

 たとえばHFI780は音はいいですが、ケーブル固くて取り回しにくいし、リモコン無しリケーブル不可だから使いずらい。
 ゼンハイザーのHD25あたりも音は素晴らしいですが、あのプラスチッキーな安物感全開のデザインは、ファッションアイテムとして見ると大きく減点せざるを得ません。
 BeatsのSOLOとStudioは見た目は良いし、リモコン対応で便利なのですが、音質が同価格帯のヘッドホンと比べるとやや劣る印象です。

 その点、Aviatorは音質、見た目、使いやさのすべてが良い感じにまとまっています。



 まず音質。
 音の傾向は、ざっくりいうと、クリア系のドンシャリ低音強調型。
 シャープな感じの音作りでありながら、低音がしっかりと聞こえている感じです。
 スカルキャンディはヒップホップなイメージがあるため、音も「ボボボと響き渡る重低音型」を想像しがちですが、そんなことはまったくありません。ライバル機であるBeatsのSOLOが、音の輪郭がややぼやけ気味なのとはとの大きな違いです。

 もしかしたら、MDR-1Rあたりより、音のキレはいいかもしんない。
 それでいて低音の量も十分なので、迫力やノリの良さも十分です。

 ただ、ちょっと低音と中高音のバランスが悪いのか、聞いていて妙に人工的というか「作った音」という印象を受けることがあります。人によっては気持ち悪い音作りかもしれません。

 トータルで見ると、正直、同価格帯のヘッドホンと比べて、抜群に良い! というほどではありませんが、ドンシャリ型ヘッドホンとして十分なクオリティだと思います。



 つぎに見た目ですが、これがかなり良い。

「Aviator」とは英語で「飛行士」という意味なのですが、このデザインは飛行機乗りの耳当てからインスパイアされたもの。
 ちょっとレトロな感じを漂わせながらも、シンプルにまとまったデザインはオリジナリティ抜群で、持っている人の満足感をがっつりそそってくれます。

 ちなみにカラバリも豊富で、白黒の他に、青とか赤とかゴールドとか。
 僕は無難に白を選びましたが、アンティーク感ばっちりなゴールドあたりもかなり捨てがたい。これ付けてたらスチームパンク気分を満喫できそうです。

 あと、スカルキャンディのトレードマークである、ワンポイントのドクロマークも小洒落てていい感じ。
 Beatsの「b」のブランドパワーもなかなかだと思うんですが、最近かなり増えてきたせいで、レアリティが減ってきた気がするんですわ。

 その点、スカルのドクロは、存在感バッチリでありながらも、まだまだ知名度が低いので、「誰か気づいてくれないかなー(チラッ)」&「これ知ってる俺スゲー!」感に浸れます。



 最後に「使いやすさ」ですが、アウトドアヘッドフォンでポイントとなるのは、持ち運び易さとリモコンの有無、そして遮音性と音漏れの4つがが大きなポイントとなります。

 Aviatorはオーバーイヤー型としては小さい方ですが、さらに3つ折できるので、非常にコンパクト。さらに専用のポーチも付属しているので可搬性はかなり高いです。

 ケーブルはiPhone対応リモコン付きで、リケーブルも可能と、リモコンまわりも言うことなし。

 遮音性は低いというほどではありませんが、高くもないです。人ごみや電車だと、外の音が普通に聞こえてくるレベル。
 音漏れは、ざっくりと確認した感じでは、それほど漏れてはいないようでした。



 Aviatorの日本での販売価格はだいたい2万円前後。
 音質だけで見ると、2万だせばもっといいヤツが買える気がしますが、トータルバランスという意味では、まずまずのコスパかと。
 同価格帯のアウトドアユースなヘッドホンは、BeatsのSolo、ゼンハイザーのMomentum on EARあたりだと思いますが、(SOULとかMONSTERは聴いてないので分からん…)Aviatorはそれらに勝るとも劣らないクオリティだと思います。

 東京のeイヤホンやビックカメラあたりでは視聴もできるので、興味がある方は足を伸ばしてみてはいかがでしょうか。
[ 2014/08/05 12:29 ] オーディオ | TB(0) | CM(0)

AndroidでiTunesのライブラリを無料で同期するための2つの方法 

 僕の現在のスマホはAndoroidなのですが、iPhoneと比べていちばん困るなぁと思うのが、音楽ファイルのPCとの同期。

 PCではiTunesでMP3などの楽曲ファイルを管理しているのですが、AndroidだとiTunesが使えない。それどころか、デフォルトだとまともな同期アプリが用意されていませんorz

 USBでスマフォとPCをつなげて、エクスプローラーでMP3ファイルを丸ごとコピーすれば簡単に同じ曲を聴けるようにはなりますが、それだと「好きな曲だけコピーする」とか「プレイリストを共有する」のがムリ。

 で、なんとかPCとスマホでiTunesのプレイリストを共有できないかと思い、あれこれやってみたところ、イイ感じのやり方が2つほどみつかったのでご紹介。


1:リスト表示している曲を、そのままドラッグ&ドロップでコピー

 非常にお手軽。iTunes使っている人におすすめ。

 iTunesのリストは曲名をドラッグ&ドロップすることで、そのままコピーできます。
 なので、プレイリストや検索結果などで欲しい曲だけをリスト表示、曲名をまとめて選択してエクスプローラーなどにドラッグ&ドロップすれば、PCからAndroidへ、目当ての曲だけを簡単にコピーできます。

 単純なコピーなのでプレイリストの共有はできませんが、Android側の再生アプリで「最近追加した曲」とか「特定のフォルダ」を指定できれば、それを丸ごとプレイリストに保存すればいいでしょう。
 ちなみに、プレイリストは「M3U形式」であれば、たいていのAndoridアプリが対応していますが、iTunesなどでエクスポートしたプレイリストを、そのままAndroidに持っていっても、ディレクトリ構造が違うため使えません。
 エディタなどでディレクトリ情報を修正すれば利用できます。

 ちなみに、この方法はスマフォをMTPデバイスとして繋げていると利用できませんでした。
 ウチの環境では、なぜかMTPデバイスのフォルダには、iTunesからドラッグ&ドロップでコピーできませんでした(人によってはできるかも?)。

 富士通のF01Fのように、「PCとの接続はMTPかPTPでしか行えない」機種だと、このやり方はムリかもしれません。

 なお、foobarでも同様のやり方が可能。
 プレイリストやフィルタ結果をドラッグ&ドロップすれば、選択したファイルを一発でコピーできます。
 


2:フリーウェアの「Music Bee」の同期機能を使う

Music Bee(official)
デザインが新しくなった「MusicBee」v2.3が公開 (窓の杜)
Windows版ベスト音楽プレーヤーは「MusicBee」(Lifehacker)

 こちらもなかなかオススメ。
 上の方法とくらべた場合のメリットは

・スマフォを繋げたのを判別して自動で同期できる。
・プレイリスト単位で同期できる。
・プレイリストの出力もしてくれる。
・MTPでもOK。
・デバイスとして認識できればなんでも同期できるので、SDカードに直同期も簡単。

 他にもロスレスをMP3に変換しつつ同期するとか、音量のノーマライズとか、アートワークの処理とか、非常に多機能。
 iTunesとiPhone的なやりとりを、Andorid上でほぼ再現できます。
 iTunesからのライブラリやプレイリストのインポート機能もあるので、iTunes使いの方もOKです。

 基本的な使い方は、左上のフォルダツリーウインドウで、一番下にある「デバイス」で同期したいデバイスを右クリック。まず「デバイス設定」で転送するフォルダなどを指定しておき、次に「同期」を選べば、設定にしたがって同期を開始してくれます。

 設定が多少ややこしいのがアレですが、ある程度知識があれば、設定部分を眺めていれば分かると思います。
 プレイリスト単位で同期する場合は、設定の「デバイス」「自動同期の設定」で、同期させたいプレイリストを選択しておけばOKです。

 また、プレイリストのファイルは設定で指定した場所に作られます。多くの再生アプリはデフォルトの「Playlist」フォルダに置いておけば勝手に認識してくれますが、僕が使っているNeutrondeでは読み込んでくれませんでした。
 Neutronは「Android\data\com.neutroncode.mp\playlists」からプレイリストを読み込むようで、そこに「Playlists」フォルダにあったM3Uファイルをコピーすると認識してくれました。
 Neutron使いの方はお試しあれ。

---------・---------・---------・---------・---------・

 PCとAndroidの音楽共有で「iTunesのプレイリストを利用する」ためのやり方を紹介しましたが、個人的には「2」の方がオススメ。
 iTunesを使っている場合、Music Bee側で「プレイリストのインポート」を毎回行う必要がありますが、その手間を補ってあまりある便利さです。


 なお、ここで紹介した方法以外に、WinampやMediamonkeyを使う方法もあります(僕はしっくりこなかった&いまいちスムーズにいかなかったのでスルー)。
 iTunesがAndoridで出れば楽だけど…ないだろうなーw Google PlayがiTunesと連携できればいいのにw



------------------------------------------------------
おまけ1:Music Beeが、かなりイイ感じ。
[ 2014/06/21 23:49 ] オーディオ | TB(0) | CM(0)

「Beats Studio」の現行モデルを、初代と比べながらレビューしてみた 

 BeatsがAppleに買収されました。

 日本にいるとBeatsって「知る人ぞ知る」ってレベルですが、アメリカではヘッドホンのトップシェアブランド。
 僕らが考える以上にインパクトがある買収劇なのかもしれません。

 ただ、Beatsって製品のクオリティよりは、ブランドイメージでのし上がってきた会社なわけで、そこを巨額で買収して、果たして効果があるのかな…って気はします。
 ぶっちゃけAppleブランドでヘッドホン出してもいけちゃうような気も…。

 まぁAppleとしては、Beatsのブランド力だけでなく、そのブランドを作り上げたノウハウが欲しかったのかもしれませんが。


 で、以前にBeatsの主力商品である「Studio」をレビューしたのですが、昨年、大幅なモデルチェンジをおこない、すっかり別のヘッドホンとなっています。

 僕は新型は持っていないのですが、そこそこ聞いてはみたので、初代と比べながら簡単にレビューしてみます。


【音】
 初代は思いっきり重低音に振った、かなりクセのある音作りでした。
 慣れてない人が聞くと「2万でこの音とかありえねー」と言われることもありましたが、しばらく聞いているとクセになって、他のヘッドホンだと物足りなくなるのも事実だったり。それぐらい強烈な個性があるヘッドホンでした。

 そんな初代に対し、現行モデルはクセを抑えた作りになっています。
 具体的には、低音の量を減らして、高音もある程度しっかり聞こえるようにしています。
 もちろんBeatsらしい低音サウンドではあるのですが、「それだけ」のヘッドホンではなくなりました。
 一般的には「聴きやすくなった」と言って間違いないと思います。旧型の低音の圧力が好きだった人には物足りない面があるかもしれませんが…。

 Beatsの主力イヤホンである「Tour」も似たようなモデルチェンジの仕方でしたし、Beatsもある程度「大衆受け」する音作りにちょっとづつシフトしているのかもしれません。

 あと、高音とか低音うんぬんを抜きにして、音そのものの明瞭さというかツブの細かさみたいなものが、旧モデルよりかなり向上している印象です。

 旧型と比べると「音は進化している」と言って良さそうです。
 音作りの方向性が少々変化したので「昔の重低音型のほうが好み」というケースはあるかもしれませんが。


【ノイズキャンセル】
 旧モデルのノイズキャンセルは正直「ついているかどうか分からない」というレベルでしたが、新型のノイキャンはかなり実用的なレベルにはなっています。
 ただ、「ノイズキャンセル目的で買う」というほどでもないです。
「Beatsの音を聞きながら、ノイズもキャンセルしてくれる」という位置づけでしょう。

 ノイキャンを重視するなら、BOSEとかSONYがいいと思います。


【デザイン】
 ここは好みの問題が大きいので、「見て比べてください」ってことなのでしょうが…個人的には新型のデザインは好きじゃないw

 未来感を出したかったのか、流線的で先鋭的なデザインなんですが、妙にプラスチッキーな感じで安っぽいというかなんというか…。
 なんていうか「おもちゃ」っぽいんです。
 2万もするんですから、もう少し高級感がにじみ出てくれると嬉しいかなぁ…。


----------------------------------------------
 現行のStudioを旧モデルと比べると、音のクオリティは間違いなく良くなっていて、ヘッドホンとして順当な進化を遂げています。

 いっぽうで、音質だけで評価したら、AKGやゼンハイザーなど、他メーカーの3万円クラスのヘッドホンには及ばないかもしれません。正直なところ「音の良さ」だけを求めるのであれば、僕は「Beats Studio」をおすすめしません。Beatsがダメということではありませんが、他にもっと良いモノが見つかるはず。

 しかし、Beatsのヘッドホンは音質だけで評価すべきではありません。
 スタイリッシュなデザインや強烈なブランドイメージによって醸し出される、独特の「持つ喜び」は他のヘッドホンとは一線を画しているといえるでしょう。

 あの「b」のマークが放つ強烈なブランド力に強く惹かれるのであれば、新型「Beats Studio」は買って損はないと思います。




[ 2014/05/29 12:54 ] オーディオ | TB(0) | CM(0)

ソニーの新しいお手頃イヤホン「MDR-XB70」と「MDR-EX650」がイイ感じ 

 Sonyから1月に発売されたイヤホンの新機種、MDR-XB70とMDR-EX650を店頭で視聴してきました。
 お値段はどちらも6000ぐらい。

 なかなかイイです!

 6000円で買えるイヤホンとしては抜群のコスパじゃないでしょうか。
 どちらも、基本的に安いイヤホンにありがちな篭り感が非常に少なく、音の輪郭がきれいにでていました。
 この2機種は方向性は似ているのですが、その枠の中で、より低音重視で全体的にノリが良いのがXB70、音の透明感と中高音の美しさを押しているのがEX650といった感じ。(EX650が低音足りないってことではないです。むしろ大抵のイヤホンよりはズンドコ響いてるかと)

 XB70の方が、音に厚みがあって聞き応えがあります。
 EX650の透明感も悪くないですが、一歩間違うとスカスカ感が気になってしまうかも。
 外で聞くなら、XB70のほうが、周囲の雑音に負けずに力強く聴けそう。

 僕がどっちか買うなら、低音ノリが楽しめるXB70かなぁ…。
 650はバランスいいと思うんですが、その反面「セールスポイント」に欠けてしまい、「このイヤホンで聴きたい!」って部分があまりない印象です。


 ついでだったんで、1万円以下のイヤホンということで、定番のSureのSE2150と、ゼンハイザーのCS400-2、オーテクのATH-CKX9あたりも聞いてみました。

SE215
 定番だけあって、よかったです。特にケチをつけるところなし。MDR2機種と比べると、音の厚みがしっかりしている印象。そこをのぞけば、MDRと同じ方向の機種かなぁとも思います。音の感じは、高音寄りな順に EX650 >> SE215 > XB70。

CX400-2
 音が篭って僕はダメでした。比較以前の問題。

ATH-CKX9
 低音売りらしいのですが、とくにそんな印象は受けず。
 というか、音がスカスカしてました。これならEX650の方がいいかなー。


 さらについで3万越えのゼンハのIE80とsか、WESTONEのUMPRO30も聴いてみた。

 モノが違った

 伊達に3万超えてないわー。音の迫力というか、臨場感が別物でした。
 でもイヤホンはすぐぶっ壊れそうで、高いヤツ買うのはちょっと怖いんですよねぇ…。




[ 2014/04/03 06:16 ] オーディオ | TB(0) | CM(1)

外で使うのに向いているヘッドホンを1万円以下で選んでみた 

 急に「外で聴くとき用のヘッドホン」が欲しくなりました。

 今は、外でヘッドホンを使うときはSkullCandyのAviatorがメインで、たまに気が向くとBeatsのSolo HDを使っているのですが、もうちょっと違う感じのが欲しいなぁ…と。
 で、いろいろ物色したみたので、軽くまとめてみます。

 僕がアウトドア用としてヘッドホンに求めるのは以下のポイントとなります。

1:遮音性・音漏れ
 これが最も重要です。
 僕はそれほど大音量で聴くわけではないのですが、電車などで使うことを考えると音漏れ性能は高いにこしたことはありません。
 というわけで、構造は密閉型一択。開放型を電車で使うとか完全NGです。
 音は開放の方が好きなんですけどね…

 また、密閉といっても遮音性はピンキリで、中には開放並にハデに音漏れするヘッドホンもあるのが悩ましいところ。
 音漏れについては自分一人だとなかなかチェックできないこともあり、ネットでの評価などを参考にしています。


2:コンパクトさ・携帯性&デザイン
 以前、密閉であることだけ気にして買ったら、実はやたらデカいサイズで、持ち歩きが猛烈に不便だったことがありました。いつも首に引っかけているワケにもいかないので、いざというときはカバンの中にしまえる程度の携帯性は欲しいところ。最悪でも、カバンの肩紐に引っかけてうるさくない程度ではあって欲しい。AKGのK550あたりはデカすぎて、外で使うのは躊躇います…。

 また、見た目的にも、あまりデカすぎるとファッション的にアンバランスになりがち。ある程度コンパクトな方がコーディネイトしやすいと思います。
 あと、外で付けるのですからデザインも大事なファクターです。
 見た目が良ければ付けて出かけるのが楽しくなって愛着もわきやすいはず。音重視で選ぶとしても、見た目が酷いモノ…つまり人前で着用するのがはばかられるデザインのものは、外用には向きません。


3:ケーブル
 外で使う場合、ケーブルもかなり重要です。

 まずは取り回しの良さが求められます。
 長さが3mとか5mあるとジャマすぎです。TVや映画視聴をターゲットにしたホームユース系だと長いケーブルは珍しくないです。
 つぎに形状ですが、カールコードはかさばってジャマ。また太くて硬いものは扱いにくいだけでなく、どこかに引っ掛かって思わぬ事故を引き起こしかねません。電車下りるときに人のカバンに引っ掛かるとか。基本的に「柔らかくて、自然と体に密着するモノ」がオススメです。
 僕が持っているHFI780が「固いケーブル」の機種でして、それのせいで外で使いにくいんです…

 またリモコンはあった方が便利。
 音質を追求するとリモコンとかジャマな気もしますが、電車の中で手元で選曲やボリュームコントロールできるのは見逃せないアドバンテージです。
 リモコンがなくても「リケーブルできるヘッドホン」、つまりケーブルを付け替えられるものであれば、自分でリモコン付きケーブルを用意すればOKです。まぁケーブル代が余分にかかりますが…。
 なお、リケーブルできるものでもAKGなんかは一般的でないコネクタを使っていたりするので注意が必要です。


 で、ここまで書いて、これらの条件を満たすのって、ヘッドホンよりイヤホンなんですよねw
 カナル型なら音漏れ性能や遮音性は最高級、ヘッドホンと比べれば圧倒的にコンパクトで携帯性も雲泥の差。ケーブル回りの使い勝手も上々なことがほとんどです。
 というわけで、「ヘッドホンの音の方が好き」とか「かぶり物して外に行きたい」といった拘りがなければ、外で使うのはイヤホンの方がいいと思いますww 
 僕はヘッドホンの音が好きなので、かぶり物して外に行きますけどね!


【1万円以下のヘッドホン】

 さて、もともとは1万~2万程度で考えていたのですが、どうせならブログの記事向けに「1万以下のものも考えてみようかな」と思ったり。
 で、ビックカメラで大量に視聴しまくったのですが…

 2万円クラスと比べると差がありすぎる

 という結果に…。
 まぁ値段が倍以上違うので当然といえば当然なんですが、普段使っているものと比べて明らかに劣っているので、なかなか真剣に評価するのが難しい…
 というワケで個人的には「どうせ買うなら1.5万以上出して、もうちょっと良いヤツを選ぶ」のをオススメしますw
 とはいえ、それだけだとあんまりなので「自分で1万円以下の予算でで誰かにヘッドホンをプレゼントするならどれを選ぶか?」という条件で3つほど選んでみました。
 なお、3つともリケーブル不可&リモコン無しです。この価格帯でリモコン対応のモデルはほとんど無いですorz
(と、思ったら618DJはリモコンモデルがあったので加筆)


[ 2014/02/05 21:09 ] オーディオ | TB(0) | CM(0)

1.5万円の高級イヤホン「beats tour 2.0」をレビューしてみた 

 アメリカでトップシェアを誇るヘッドホンメーカー「beats by dr. dre」。ヘッドホンにデカデカと「b」のマークが付いてるメーカーです。最近、日本でもかなり見かけるようになってきました。
 で、そのbeatsが作っているイヤホンのフラグシップ「tour」の最新モデルを入手&使ってみたのでレビューしてみます。
 なお、イヤーチップはこちらの記事で紹介した、MOLDEXの耳栓で作ったオリジナルチップを使っています。オリジナルチップとは聞こえ方が違うかも…というか違うのでご了承ください。

 まず音ですが、もともとtourは、低音大好きbeatsの製品の中では、中高音もしっかり出す方だったのですが、2013モデルはその方向性にさらに磨きがかかり、全体的なバランスがさらに良くなった印象。音のクリアさ・シャープさに磨きがかかり、中高音の伸びやかさと透明感、低音部の聞こえやすさとアタック感が向上しているのを体感できます。

 音の作りは、やはりbeatsっぽくて低音重視。よくある「重低音ヘッドホン」にありがちな「くすんだ感じの重厚感」ではなく、音の量や圧、広がりでキッチリ低音を聴かせるタイプ。一つ一つの音が比較的しっかり聞こえてくるので、打ちこみ系の低音リズムとの相性はかなり良いと思います。

 あと音の鳴り方、いわゆる定位や音場もなかなか良いです。
 イヤホンは、ヘッドホンとくらべるとどうしても音の広がりで見劣りしやすいのですが、tour 2.0の音の広がりはかなりのもので、イントロでガツンくる曲とかメチャメチャ気持ちイイです

 個人的にはこのイヤホンで聴くTranceやアニソンの打ちこみ低音がたまりませんw 代償としてボーカルが少し消えますが、このノリの良さと迫力はやみつきになるわーw

 基本的に高音から低音までしっかり慣らしてくれるので、どんな音楽でも音の良さを実感できると思いますが、低音がかなり前に出てくるので、女性ボーカルをしっかり聴きたい! なんて時は、演奏部分が際立ちすぎて気になるかもしれません。声自体はしっかりきれいに出ているので、無伴奏パートなんかはかなり良いですけどね。



 音以外の面も少々。

[ 2013/11/06 20:03 ] オーディオ | TB(0) | CM(0)

ヘッドホンアンプが付録に付いてくる「DigiFi 10号」を買ってきた 

 ヘッドホンアンプが付録のDigiFi10号が届きました。
 お値段3300円。本がオマケって感じですね。

DigiFi No.10 特別付録ヘッドフォンアンプつき (別冊ステレオサウンド)

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 こちらのヘッドホンアンプはDAC内蔵、USB接続でWindows/Macで使用可能というもの。
 電源はUSBバスパワー使用、出力はステレオミニとRCAの2系統。入力はありません。
 各種プレーヤーから入力できないという特性上、ヘッドホンアンプというよりはUSB DACと言った方が良いと思います。

 で、使った感想を。
 ヘッドホンはポタプロ、K702、HFI780、Skullcandy Aviatorあたりを使いました。

 最初に感じたのはホワイトノイズの大きさ。
 能率の低いK702では聞こえませんでしたが、HFI780やポタプロでは、無音時はかなりノイジーで、けっこう気になりました。

 あまりにも気になったので、ヘッドホン端子使うのやめて、RCAから変換コネクタかまして繋げたところホワイトノイズは無事消失。
 ちなみに、音量もヘッドホン端子の方がRCAより大きいです。

  能率低いヘッドホンでも行けるように、大きめに取ったらホワイトノイズでちゃった…ってところでしょうか。

 肝心の音質ですが、普段使っているCreativeの「Sound Blaster X-Fi Surround 5.1 Pro」と比べたところ、

 だいたい似たようなレベル

 ぱっと聞いた感じ、違いがあるのはなんとなく分かりますが、優劣を感じるほどではなかったです。
 X-Fiと比べると、低音高音の存在感が強めなドンシャリ傾向かな~と思います。とくにポタプロ付けたときは、かなり低音がズンズンきました。


 機能面で気になったのは、ビット深度が16bitのみで、24bitには非対応なこと。
 なおサンプルレートも32000Hz、44100hz、48000Hzの3種類で、96000Hzには非対応。
 CDとか圧縮音源聞く分には問題ないですが、ハイレゾ音源使っている人には厳しいかと。まぁハイレゾ使う人は、もっといいアンプ持ってそうな気がしますが。


--------------------------------------------------------------
 トータルで考えると、このクオリティのUSB/DACが3300円で手に入るなら、なかなかお買い得。
 M/B内蔵のサウンドチップの代替としてなら、十分すぎるほどにお釣りがきますし、すでにサウンドユニットを持っている場合でも、この価格でアンプを使い分けできるのは悪くないです。

 ただ、ぶっちゃけX-Fi 5.1 Proが5500円で買えちゃうんで、「どっちか選べ」って言われれば、僕ならX-Fi選ぶかなぁw
 音質レベルは同じぐらいだけど、あっちは光デジタル出力があるし、バーチャルサラウンド機能やDolby Digital Live対応など、機能面でかなり充実してます。

 まぁ、価格的には5.1 Proよりは、同じSBシリーズのGo! Pro(実売3500円ぐらい)と競合するので、あちらと比較するのがフェアなんでしょう。

 ともあれ「ヘッドホンアンプってどんなものなのかな?」と気になっている方が、お試しで使ってみるには悪くなさそうです。

Creative Sound Blaster X-Fi Surround 5.1Pro USBオーディオインターフェース SB-XFI-SR51P
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Creative Sound Blaster X-Fi Go! Pro USBオーディオインターフェース SB-XFI-GOP
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[ 2013/05/30 18:50 ] オーディオ | TB(0) | CM(0)

アニソンやボカロ…打ち込み系にピッタリなヘッドホン。HFI-780 レビュー 

 2ヶ月ほど前にHFI780を購入しました。

 ヤフオクで。
 落札価格8500円。安かったw

 で、けっこう長い間使っているので簡単なレビューでも。




 HFI780というと「個性派ヘッドホン」として知る人ぞ知る機種です。その特徴は…

・クリアな音をカチカチとキッチリ鳴らす。音の分離がかなり良い。
・密閉型にしては音が篭もらないし、定位感も高い。

といったところ。
 実際に聴いてみると、本当に「硬い音」というのがピッタリきます。SONYあたりのヘッドホンを聞いてから、780を聞くと空気感のあまりの違いに驚くほど。

 で、その「硬さ」は最大のメリットであると同時に、最大の弱点でもあります。
 硬い音がキチっとはまる曲、打ち込み主体のアニソンとかトランス、エレクトロニカなんかだと、音の出の良さがすごく気持ちイイ。
 ボカロ系の曲も、シャキシャキ感がミクさんの声とよくマッチします。

 一方で、アナログ的な良さを出すのは苦手で、例えばロックでエロさを出すのは壊滅的に苦手。バラード系もカチカチしすぎでしっくりきません。


 音の傾向はいわゆる「ドンシャリ」…なのかな?
 高音は確かにシャリついてます。シンバルの音なんかは透き通っててすごくキレイ。スパーンと鳴ります。
 ただ、少々やりすぎなきらいもあり、他のヘッドホンでは平気なソースでも、780だと刺さりそうorもはや刺さってることも。

 低音はドンドンしてますけど、いわゆる低音強調ヘッドホンの「ボワーン」って音じゃなくて、輪郭のハッキリした低音をズドンと慣らしきる方向。
 強いて言うなら、重低音に比べると中低音がちょっと足りない気もしますが…、まぁ気にするほどじゃないです。

 あと、曲によってボーカルが引っ込んでいるような印象を受けます。HFI780だけ聴いていればそこまで気になりませんが、他のヘッドホンと比べると地味というか聞こえづらいというか…。
 まぁこの辺は定位とも関係してくるところなので、一概にダメってワケではないでしょうが、ボーカルをガッツリ聴きたい…なんて人は注意が必要かもしれません。

 良くも悪くも無機質で「スッキリとクールな音」。「清々しい」とも言えますね。
 アニソンとかアイドル系の歌を、ノリよく元気に聴くのにはピッタリです。ボーカルの遠さも演奏の元気の良さで帳消しになるかと。

 反面、かわいさやポップさはあまり感じられません。
 あとしっとりしたバラードもちょっと物足りないかも。透き通るような演奏だとキレイに鳴らすけど、声の情感がちょっと足りないかなぁ…。

 なかなか気むずかしいヘッドホンですw


 以下、音以外のことをまとめて。

 まず定位について。
 HFI780には「S-Logic」という、サラウンド感を向上させる仕組みが搭載されています。
 これの効果は個人差が大きいようで、ネットでは「すごく良い」という人と「あまり分からない」という人がいる模様。
 僕は、他のヘッドホンよりは定位が良いと思いましたが、一発で鳴っている場所が分かるほどではなかったです。

 装着感は良くは無いです。
 最悪ではないですが、MDR-1とかHD598などの装着感が良い機種と比べると雲泥の差です。

 まず側圧が強めで、長時間付けてると締め付け感が気になる。
 頭頂部に出っ張りがあり、これのせいか長時間装着で痛くなることが。
 さらにイヤーパッドが合皮なのですが、これが堅めで触り心地がよろしくない。さらに僕はメガネ着用なのですが、メガネと革がこすれるたびに「キュッキュッ」というかなり耳障りな音がします。メガネを髪で覆うなどすれば防げますが、パッドの材質はもう少し何とかして欲しい。まぁ780のパッドは簡単に交換できるので、自作しちゃっても良いかもしれません。

 音漏れと遮音性は良い方。よっぽど大音量じゃなきゃ混んでる電車でも大丈夫かと。

 他に気になったのは「ハウジングの傷つきやすさ」。
 780はハウジングがヘアライン仕上げの銀プラスチックなんですが、とにかく簡単に傷が付く。
 ちょっと硬いモノにぶつけるのはもちろん、首からぶら下げているときに、アウターのファスナーにぶつかった程度で傷つきます。

 最初、それに気づかなくて、首掛けしてたら数カ所傷ついちゃっいましたよorz
 まぁもう諦めて傷上等で使ってますが、そういうのが気になる人は要注意です。


 せっかくなのでゲーム用途についても軽く。

 スペック的には、ゲームとの相性は良いと思います。
 定位が良く、音の聞こえる方向が分かりやすいことにくわえ、音の出方がシャープということも手伝って、ゲームや映画などの環境音の迫力・聴きやすさはなかなかのものでした。

 ただ装着感がよろしくないので、長時間プレイだと痛くなってくるのが辛いところです。あと密閉型なので蒸れます。
 僕は音の良さが気に入ってるので、PCでゲームするときは基本780、快適さを求めるときはK702にしています。

 つぎに、「780と似ている」と言われるULTRASONEの「DJ1PRO」との比較を。
 DJ1PROはAVICでちょっと視聴しただけの印象だと、1PROの方が音がまろやかというか、780ほどカチカチしてない。
 僕はよりとがった感じで聴きたい+1PROはデザインが苦手なので780を選びましたが、冷たすぎるのもちょっと…なんて人はPROも悪くないと思います。


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 全般的に、同価格帯の中では個性的な音をキレイに鳴らしてくれるヘッドホンで、コストパフォーマンスは凄くいいです。
 ただ、かなりクセがあるのも否定できません。
 基本性能が高いので、これ1本ですべて済ますこともできますが、それよりは使い分け前提で持っておくと、より満足感があがりそう。
 以前紹介したポタプロなんかがあると、うまく補完しあえるんじゃないかなー


 ちなみに、都内だと秋葉原のeイヤホンでHFI780とDJ1PRO、新宿西口のビックカメラでHFI780、中野のフジヤAVICでDJ1PROを視聴できました。(PROは標準プラグなので変換プラグ持参すると便利)
(なお、僕のケースでは、視聴時と使用後で音の印象がけっこう違うんような…。使っていると音の硬さがやや取れて、全体的におとなしくなった気がします。ぶっちゃけ前の方が良かったww
 もしかしたら、これがエージング効果とかいうヤツなのかもしれません。聞き比べたワケじゃないんで分かりませんが。)

 

[ 2013/05/21 15:23 ] オーディオ | TB(0) | CM(0)

Beats by dr.dre のヘッドホン「Exective」と「SOLO HD」レビュー 

 知り合いのBeats好きが、「Beats by dr.dre」の「Exective」と「SOLO HD」を貸してくれたので、まとめてレビューをしてみます。

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・Beats Exective
 日本では基本未発売(英語版販売のApple Storeとか平行輸入で買える)のノイズキャンセリングヘッドホン。お値段300$。

 まず見た目から。
 シルバー一色という、Beatsでは珍しい売り方をしています。デザインもやや渋い感じで、いつものBeatsよりシックで大人向けな感じ。
 スタイリッシュではありますが、それほど尖った感じはなく、Beatsっぽさを求める人からすると、少々物足りないかもしれません。「Beatsは好きだけど、俺にはちょっとハデすぎだわ…」なんて人に良さげ。

 装着感はまずまず。側圧はやや強めですが酷いというほどではないです。映画やゲームで長時間装用は厳しそうかなぁ…。ただ、Studioよりは矯正しやすそうなんで、ティッシュ挟んどけばイケるかもしれませんw
 イヤーパッドはかなりソフトなレザーになっていて、肌触りが気持ちいいです。
 ちょっと気になったのは、全体的にサイズがやや小ぶりなのと、イヤーカップが大きくはないので、耳にそれなりに当たる事。
 僕はアタマが大きく耳が小さいので、サイズの方は普通の人なら平気だと思いますが、耳の方はすっぽり覆うものを望む人には向いていないかもしれません。

 音漏れはStudioよりはマシですが普通に漏れます。満員電車で使うのは厳しいかなぁ…。

 折りたたみ可能、キャリングケースも付属していて、このサイズのヘッドホンとしては、携帯性は高いです。
 とくに折りたたみ機構がよく考えられていて、「厚みがあるが小さく固まる」と「薄いけどその分かさばる」という2方式が可能。ビジネスシーンなら薄さ重視、旅行などではコンパクトさ重視と、使い分けが可能なのは便利そうでした。


 サウンド面のスペックでは、ノイズキャンセル搭載というのが最大の特徴。いわゆるStudio路線ですね。
 Studioと比べると、ノイキャンの性能は良くなっています(というかStudioのノイキャンが酷いんですがw)。
 とはいえ、BOSEとかSONYほどではありませんので、騒音遮断目的で買うのはヤメた方がいいです。

 音はStudioよりずっとイイ。
 Studioは正直、全体的にボヤっとした感じで、低音はともかく中高音のキレイさに欠けるところがあったのですが、このExectiveはクリアさが大幅にアップしています。ちょっと聞いただけで違いが分かるレベル。
 中高音の聞こえが良くなった分、低音の主張がややおとなしくなった気もしますが、多分、音の出方自体はそんなに変わってないんじゃないかなぁ…。

 残念なのはノイズキャンセルのホワイトノイズがけっこう大きいこと。
 演奏抑えめのボーカル曲とかクラシックなんかだと、サーって音が気になっちゃいます。
 Studio同様、ノイキャンをオフにできないという電池必須仕様なので、このノイズは消しようがないのが非常に残念。Studioでも思ったけど、ココははなんとかしてくれないかなぁ…。

 まぁノリの良い曲をそれなりの音量で聞けば、ノイズは埋もれてしまうので、Beatsのコンセプトからすれば、大きな問題ではないのかもしれません。

 Studioと比べると、音はExectiveの方が良いので、あとはデザイン部分をどう評価するか次第だと思います。
 個人的にはBeatsを買うなら、地味なExectiveよりは、Studioの青とかパープルあたりの見た目鮮やかなモデルを選ぶかなw もしくはあと1万頑張ってPROのレッド/ブラック買う。


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・Beats SOLO HD
 こちらは小ぶりな耳乗せタイプのヘッドホン。お値段2万円ぐらい。
 ポータブルユースを意識したモデルで、高遮音・音漏れ防止にくわえ、折りたたみ機構も付いています。リモコン付きのケーブルも付属しているのも便利。
 カラーバリエーションも豊富だし、デザインもコンパクトながらも個性十分な感じなので、お出かけのときに「見せるヘッドホン」として楽しみたい感じ。

 反面、音は2万円のヘッドホンとして考えると、あんまりよろしくないです。
 基本的にBeatsらしい低音強調モデルなんですが、全体的に音がボワっとしています。まぁよく言えば聴き疲れしないんで、通勤で聞き流すのにはちょうどいいかもしれませんが。

 あまりヘッドホンに興味がない身内にポタプロとコレを聞き比べさせたところ、迷い無くポタプロを選んでましたw

 個人的に、2万円出して買うかと言われれば「買わない」と答えますが、一方でファッションアイテムとしての存在感は素晴らしいです。
 彼女とかにプレゼントするにはイイんじゃないかなw あくまで「2万円のヘッドホン」としては微妙だけど、音が酷いというワケじゃないんで。1万円以下のオシャレ系ヘッドホンよりは、よっぽどイイ音だしてます。



[ 2013/04/22 09:40 ] オーディオ | TB(0) | CM(0)

あの名機「PORTAPRO」が3000円以下だったので衝動買い【レビュー】 

 最近ヘッドホンにはまっているしーたーです。こんばんは。

 Beats Studio、AKG-K702と進み、今はULTRASONE HFI780が欲しくてしょうがないワケですが、先日ビックにいって適当に視聴していたところ「そういえば安いのはあんまり聴いた事がないなー」と思い、1万以下のヘッドホンを物色開始。

 そこで目についたのがアノ名機「ポルタプロ」です

portapro.jpg

 正式名称「PORTA PRO」、通称ポタプロです。
 発売されたのは今から30年も前の1984年というクラシック機なのですが、その音質には高い評価が集まっていて、いまだに「安いヘッドホンが欲しいんだけど」「ポタプロ買っとけ」というやりとりが聞こえてくるほど。

 発売当時は1万円したのですが、昨年4月に価格改定が行われオープン価格となり、3000円ほどで買えるようになりました。

 で、聴いたみたところ、この音が素晴らしい!
 速攻購入したので、さっくりレビューしてみます。

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 ポタプロの特徴を一言で言うなら低音の出し方。
 リズムがドゥンドゥンと気持ちよく前に出てきていて、初めて聴いたときは「うひょ、ここまで低音強くしちゃうのw」と笑っちゃうほど。
 ぶっちゃけ、原音再生性とかガン無視です。

 ここまで低音を前に出すと、安いヘッドホンだと中高音が盛大に篭もったりボヤけたりしがちなのですが、ポタプロの場合「ダメな中高音」になるちょっと手前でバランスが取れている感じです。

 で、これで音楽を聴くと、とにかくノリが良くなるのが気持ちイイ。
「ノリが良い音ってなんだよ?w」と言われると返事に困るのですが、実際そうなんだから仕方ないw

 例えばテンポが早いアイドルソングとかアニソンをポタプロで聴くとあら不思議、それまで聴いていたのとはガラっと変わった雰囲気になって、思わずニヤリとしてしまうほどです。
 中高音は得意ではないので、ポップスやアニソンは苦手そうですが、低音リズム部分で得点を稼いじゃうので、トータルでは逆に楽しめてしまいます。

 ていうか、むしろそういった曲を新しい聴き方で楽しめるのがスゲー楽しいw

 ただ、あくまで低音部分が楽しめることが良い結果につながっているので、純粋にボーカル部分や高音域を楽しみたい場合は、よろしくないかもしれません。


 以下、構造的な話をちょびっと。

 ポタプロは開放型の耳のせヘッドホン。遮音性は皆無、盛大に音漏れします。
 したがって電車での使用はムリ。家、もしくは散歩や公園用です。

 装着感は普通。側圧調整機構が付いているので、誰でもそれなりの付け心地を手に入れられるかと。
 ただ、まれにスチールむき出しのヘッドバンド部分に毛がはさまって抜けて痛いですorz

 作りはチャチです。ハウジングとかケーブルとか余裕でぶっ壊れそう。デザインは独特すぎるので、ある意味カッコいいと言えなくもないのですが…。まぁ全体的におもちゃぽいかなw


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 3000円でこの音なら、音楽好きなら買って損は無いです。珍しく断言しちゃうw
「今日はテンポのイイやつを楽しく聴きたいな-」なんて時に、活躍してくれること受けあいです。

 ただ、出す音にけっこうクセがあるのは事実。中高音も破綻はしていませんが、そのあたりをキレイに出してくれる機種と比べちゃうとやっぱり辛い。
 あと、開放型なのでアウトドアで使いにくいのもデメリット。

 なので「これ一つでなんでも聴いちゃう」というのは、個人的にはオススメしにくい。

 ポタプロにくわえ、中高音が楽しめるモノや、モニターライクなリファレンス機、通勤通学用も持っておき、使い分け用の一つとして持っておくのがベストかと。


 つか、普通はヘッドホン使い分けとかしないよねw 書いてて、自分がヘッドホンにハマってるの再確認したわww


[ 2013/03/15 10:52 ] オーディオ | TB(0) | CM(0)