「違法動画を投稿していいのは逮捕の覚悟がある人だけ」byエロゲメーカー 

 ちょっと前に「自社のゲーム(ノベル系エロゲらしい)の実況プレイをニコニコにアップロードされて、激怒したメーカーが徹底抗戦宣言した」というニュースがありましたが、その件について、メーカーへのインタビュー記事が掲載されていました。

Aileはなぜプレイ動画に「激怒」したのか? 「徹底交戦」ににじむゲームメーカーの怒り

 代表の方の意見をざっくりまとめると

・製品版はもちろん、デモや視聴用の曲、CG1枚であってもすべて著作物。
・著作物を許諾なくアップロードすれば著作権違反。
・違法動画を投稿していいのは、逮捕される覚悟がある人だけだ。
・今回の行動は、違法動画が蔓延している現実に対する問題提起。

 こんなところでしょうか。

 要は「他人が作ったモノをアップロードするなら覚悟してやれ」ってことですね。

 まぁまったくもってその通り。

 プレイ動画という遊び方がアリかナシかとはまったく関係なく、違法性を内包しているのは厳然たる事実。
 ほとんどの場合は黙認ですし、問題視した場合も削除要請ですませていますが、メーカーはその辺りを全部すっとばしていきなり事件化することも可能です。
 インタビューによれば「ニコニコは投稿者の住所や個人名を特定できる情報を持っていないため、和解や民事で対応できず、刑事事件にせざるをえない。もし情報があれば和解という手段もあった」らしいし。



「プレイ動画」という遊び方自体は、節度さえ守っていれば問題ないのかもしれませんが、現実は守らない人が続出ですしねぇ…。

 例えばゲーム雑誌の場合、画面写真1枚載っけるだけでもメーカーに許諾をとるワケですよ。許諾が取れなければ載せなかったり、許諾がいらない文字だけ情報にしたりとか。
 漫画なんかは商品名の固有名詞を出すことすらためらいますし。

 商業メディアはかように著作権に対して配慮をしているワケですが、一般ユーザーはその辺の意識がなさ過ぎるのが現実です。
 以前も書きましたが、ネットの発展によって誰もが情報を簡単に発信できるようになった反面、その速度が急激すぎたせいで、情報発信側のモラルや理論武装が追いついてない気がします。

 僕はアングラな行為を否定する気はそれほど強くないので、プレイ動画を楽しむ人についてどうこう言う気はありませんが、著作権違反とはどういうことなのか、どうすれば違反なのか、違反するとどうなる可能性があるのかは知っておいた方がいいと思います。



 インタビューでは特にニコニコに対する厳しい意見が目立ちました。まぁ著作権者としてはあそこに好意的でいるのは難しいのかもしれません。

 ニコニコをはじめとする動画サイトの著作権問題については、結局動画サイト側が著作権に対して厳しい管理・姿勢を打ち出していくのが1番な気がします。
 この手のモノは「目立ちすぎると叩かれる」のであって、動画サイトがある程度著作権違反をコントロールすれば、世間の理解というか「黙認」の許容度がぐっと高くなるんじゃないかなぁ…。

 まぁそれでも、法的に問題がなくなるような落としどころってのは、いつまでたっても成立しなさそうですが。
 法的な問題で動画コミュニティが縮小しはじめたら、それによって利益を得ていたメーカーが「許諾部」的なものを作って片っ端から審査してコミュニティの維持をはかる…とかならあるのかなぁ…。


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[ 2011/06/11 22:06 ] ゲームいろいろ | TB(0) | CM(1)


 

メーカー側が削除依頼をして運営によって動画が消されても、また新しい動画がたくさんのユーザーによって投稿されてしまって結局意味がない
メーカー側は被害者なのに動画を消すには投稿されるたびに削除依頼をださねばならない
運営側に問題があるのは事実で メーカー側は運営側に態度を示してほしいんでしょうね
[ 2011/06/11 22:50 ] [ 編集 ]

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