カナル型イヤホン用の高性能イヤーピースを耳栓から自作してみた 

 先日、カナル型イヤホンで出かけることがちょいちょいあるのですが、外はけっこう騒音が大きい。
 どんなにいいイヤホンをしていても、騒音が大きいと音質は台無しです。

 今までは対策としてノイズキャンセリングイヤホンをしていたのですが、知り合いが「イヤーピースを遮音性の高いヤツにするとイイよ」というアドバイスを。
 とりあえず、その知り合いから「3段フランジ型」と「低反発型」があったので試させてもらったところ、3段フランジの遮音性は凄まじいのですが、装着感が最悪なのでムリ。低反発型は遮音性はそこそこあるのですが、ノイズキャンセリングとは比べものにならないレベルなので実用性には疑問符といったところ。

 他に良いモノはないかと、遮音性の高い交換用のイヤーピースを探したところ、「コンプライ」というメーカーが1番人気、また「シュアー」も高評価を得ているようでした。

 ところが、この2社のイヤーピースは非常に高い。
 2500円ぐらいしますorz

 いや、そりゃ良い物が高いのは仕方無いんですけどね…2500円だと、あたらしいイヤホンの購入を考えちゃうぐらいのお値段なんですわ…。215欲しいし…。
 で、買うかどうか悩んでいたところ、「コンプライ並のイヤーピースを自作しよう」という記事を発見したので、さっそく乗っかってみました。

IE8、イヤーピースの自作
コンプライ並かもしれない、ウレタン製イヤーピースの作り方

 どうやって作るかというと、

「高性能耳栓に穴を開けてイヤーピースにしちゃう」

 というもの。
 使用する耳栓は、アメリカのMoltex社が作る「業界最高の遮音性能」を誇るもので、低反発ソフトウレタンフォーム製で、これはコンプライのイヤーピースと同じ素材です。

 で、参照サイトを見ながら実際に作ったり改良したりして、なんとか満足のいくものが完成。さっそく試したところ…

 素早しいの一言です。

 かなり強力な遮音性です。利用シーンではノイキャンを上回るほど。
 また音質もいままで使っていたイヤーピースより、聞こえやすさや締まりのよさがアップした気がします。

 気になる費用は耳栓1ペア70~80円と非常にリーズナブル。実質的な作業時間は10分かからず、めちゃめちゃ手軽に自作できます。イヤーピースの交換を考えているのなら、かなりおすすめの方法です。

 というわけで、以下作り方紹介。


用意するモノ。
  • CAMO PLUG:耳栓。Amazonで5個パック400円ぐらい。MOLTEX製なら他のでもいけると思うが、試した事はないので断言不能
  • 革ポンチ:穴開け道具。サイズはイヤホンに併せて。通常の細いタイプだと4mm。太めだと5mm程度。ダイソーで4mmと5mm用の2本セットが100円。シルクやキャンドゥなど他の100円ショップには無かったです。AMAZONだと1本500円ぐらい。

  • ゴム管:開けた穴に入れる。余っているイヤーピースから取るのが楽。できるだけ長いもの推薦。
  • ピンセット:ゴム管を入れるのに必須。

 まずCAMOを横に潰して、適当な長さにカットします。
 定規などを使って力の限り押し潰しましょう。低反発なので時間がたてば元に戻ります。

camopieace01.jpg

 全長が3mmほどなので、1.5mmで切れば一つの耳栓からふたつのイヤーピースが作れます。
 僕はできるだけ遮音効果を高めたいので、2mmで切っています。

 切るときは、中心軸に対して可能な限り垂直かつまっすぐに。ここが歪んでしまうと、穴を軸にそってまっすぐ通せなくなります。
 切ったら元に戻るまで放置。

camopieace02.jpg

 次に穴を開けるため、さきほどと同じく定規などを使って縦に潰します。
 中心線がズレないようにまっすぐつぶすのがポイント。うまく潰すとタブレット状になります。

camopieace03.jpg

 中心を貫くようにポンチで穴を開けます。
 コツは「一度開け始めたら、貫通するまで外さない」こと。
 ダイソーのポンチは切れ味が悪いので、簡単には開きませんめげずに頑張ります。本来はハンマーで叩いて貫通させるのですが、ぐりぐりと回転させた方が開けやすかったです。
 なお、下が柔らかいのはもちろん、作業場がたわみやすい場所でも穴が開きにくくなります。床に鉄板などを直に置いて作業すると良いです。僕は壊れたハードディスクの上で作業しました。

camopieace06.jpg

 貫通。

 これを直接イヤホンに装着してもいけます。とくに1.5mmでカットしていればサイズ的にもちょうどいいはず。
 ただ、僕は一応中にゴム管を通しています。ゴム管が通っていないと穴が潰れたり変形してしまい音が変わってしまいそうなことへの対策と、イヤホンへの装着をより確実にするためです。

camopieace09.jpg

 ゴム管はサイズがあっていればなんでも良いです。交換用のイヤーピースから管だけを持ってくるのがお手軽です。僕は手持ちのイヤホンに付属していた3段フランジのピースをバラしました。
 注意点としては、2mmだとゴム管がそこそこ長くないと足りないこと。3段フランジであれば余裕ですが、通常のピースだと長さが足りないこともありえます。

camopieace08.jpg

 こんな感じで完成。




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