PS3とHMZ-T2で3D対応ゲームをやりまくってみた。アンチャすげぇ 

 ソニーのヘッドマウントディスプレイ「HMZ-T2」レビューの最後は、HMZのウリでもある「3D」について。
 以前、PS3がゲームで3D表示に対応するのを大々的にブチ上げまして、そのときけっこうな数の3Dタイトルがリリースされました。
 僕が持っているタイトルでも、いくつか3D対応していたので、さっそくプレイしてみました。



無双OROCHI2
 3Dで遊んでみたところ酔いが酷いw
 背景がキャラの移動に合わせて動き回るため、猛烈に酔いやすいです。平衡感覚が壊れていくのを感じられるぐらい。
 3D効果そのものは、あからさまではないですが、しっかり効いていて、全体的に臨場感が増えてイイ感じでした。
 でも、あの平衡感覚がグニャっとする気持ち悪さを我慢するほどではないかなー。


Call of Duty:BLCAK OPS 2
 3D感はなかなか良かったです。
 開始時にLSATみたいなデカい武器もってると、立体視で手前から奥まで銃身が伸びていて、威圧感がたまらないです。
 戦闘中はそこまで3D感を感じませんでした。一応奥行きは感じますが、それで距離感を掴みやすくなって有利になるとか、そういうほどではないです。

 ヘッドマウントディスプレイでのプレイについては、さっくり遊んでいる分には比較的画面中央に集中していればいいので、けっこういけます。
 敵影を探すときも、画面端に視線を動かすより、スティック操作で画面ごと動かした方が早かったので、意外と問題なし。

 一方、ガチでやりはじめると、レーダーで細かく敵兵チェックしないといけないし、レーダーに気を取られていると画面がおろそかになるしで、限界を感じるハメに。
 眼球だけの視線移動によるレーダーの確認は、どうしても一瞬時間がかかるので、反応速度が遅れがちになるのも厳しいかったです。

 画面全体から幅広く情報を招集しないといけないガチなFPSマルチとかは、HMZで遊ぶのはつらいかもなぁ…と思いました。


アンチャーテッド 砂漠に眠るアトランティス
 グラフィックのクオリティが高く、映画的なカメラワークを多用している本作は、3Dで見る事によって、緻密なグラフィックに奥行きがでて、雰囲気がとてもよくなります。
 とにかく臨場感のアップっぷりがハンパないです。ちょっとした映画をはるかに越える迫力映像を体験できます。

 全体的に、PS3の3D表示は、3DSほど出しゃばらず、自然な感じが好印象なのですが、アンチャのは通常時はナチュラルに奥行き感を増してくれつつ、決めカットではきっちり立体感を出してくれていて素晴らしいの一言です。
 今回試した3D体験では間違いなくナンバー1。
 遊んだ後の、HMZに対する満足度が向上すること確実ですし、アンチャ好きなら是非1度はHMZでのプレイを体験して欲しいです。

 ちょっと気になったのは、3D表示をオンにすると、解像度がけっこう下がるような印象を受けました。精細感と奥行き感、どっちを取るかが少し悩ましいです。
 僕は両方遊んで比べて楽しみますがw

 ヘッドマウントディスプレイでのプレイもほとんど問題なかったのですが、ちょっと困ったのは、ちょいちょい差しこまれるQTE。
 まずQTE表示が画面右下隅に出てくると、視界に入らず確認しづらいというのが1つ。
 さらに、とっさのQTEで「△押せ」とか出ても、HMZを装着しているせいでボタンのマークを見られず、どこを押してイイか分からず死亡することが何度かありました。まぁこっちは2度目でクリアできるから、たいした問題じゃないですが。


モンスターハンターP3 HD Ver.
 これの立体視もなかなか良かったです。
 最近、同じく3D表示のMH4をプレイしているのですが、あちらと比べると出しゃばらない立体視で、たまに「おおっ浮いてるわー」って感じ。

 僕個人の好みを言えば、画面全体の情報量が増えていることがはっきり分かって、映像の厚みを実感しやすいMH4の方が好きですが、控えめなのが好きな人はこっちの方がいいかもしれません。
 あと、こっちは3DSと違って画面がブレないので、快適さという点では上だし。

 ヘッドマウントディスプレイとの相性は、遊ぶ前は情報量が多いゲームなので厳しいかなと思ったのですが、実際にプレイすると、視線はほぼモンスターに固定されてますし、酔いの原因になる背景回転も、画面に大きく表示されるモンスターによって気にならないレベルに低下。
 画面端にあるマップや所持品へのアクセス頻度はそれほど高くないので、目への負担もそこそこな印象です。弾をまめに変えないと行けないボウガンなんかは辛いかもしれません。


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 今回、3Dタイトルを遊んだ印象ではアンチャーテッドをはじめとする「FPS・TPSの演出系アクションアドベンチャー」とは抜群に相性がよさそう。
 今時のゲームは、会話は音声再生してくれるものがほとんどなので字幕を読む必要がないですし、そもそも文字情報自体少ないので、映像部分に集中して遊べます。
 この手のジャンルが好きな人なら、HMZの満足度はかなり高いはず。

 あと、アクションゲームもそこそこいけました。
 はじめの頃は、すぐ酔うし画面の端が見にくいしで、遊びづらい事この上なかったのですが、遊んでるウチに意外と慣れちゃいました。
 ただ「視点移動にかかるタイムロス」はいかんともしがたく、CoDのマルチのようなシビアなゲームだと、視点移動にかかるコンマ何秒が超えられない壁となって立ちはだかりました。

 一方、文字情報が多いゲームはやっぱり厳しい。文字と映像をいったりきたりする頻度が増えれば増えるほど辛くなります。
 海外系のRPGは直感的なインターフェースを採用し、文字情報を減らす方向に振っているものが多いので意外といけそうですが、いわゆる「JRPG」はかなり厳しそう。とくにコマンド入力のRPGは僕には無理です。
 RPGのキャラを大画面で見るのは楽しいんですけどねぇ…。


 実は、以前は3Dには大して興味がなかったのですが、今回PS3で3Dで遊んでみると、これがかなり楽しいということに気づきました。立体視ゲームといえば3DSですが、あれはお手軽な反面、画面が小さすぎて立体になっても迫力があまり出ないのですが、HMZは高精細な3D表示を実現しているおかげで、3Dの良さをそのまま引き出してくれます。
 その分、お手軽さがカケラも無いというのは致命的ですが…。

 正直、3Dコンテンツが絶滅危惧種となりつつあるので、この先大きな期待はかけられませんが、少なくとも、マルチでPSだけ3D対応してたら僕はそっちを選ぶと思います。
 マルチの場合、3DとかKinect対応といった「機種独自部分でどれだけ楽しさを提供できるか」というのは大きなポイントになるのだから、SCEも、3D表示をもう少しうまく広めればいいのになぁ。
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[ 2013/10/30 21:30 ] ゲームいろいろ | TB(0) | CM(0)


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