bye bye henry 

 1年ぶりのサッカーネタですw

 えー、アーセナル好きとしては、なかなかショックだった「アンリ移籍」から、ぼちぼち立ち直りつつあります。

 移籍するのは選手の自由なので、それは構わないのですが、だったら去年出て行って欲しかった。去年あんだけ「クラブとロンドンが好きなんだ」とか言って残留し、サポーターの気持ちを盛り上げといて、たった1年で出て行くのはどうよと。
「ディーンがいなくなり、ベンゲルも契約を更改してないから」のを理由としてますが、あんまりシンパシー得られません。もしベンゲルじゃなきゃヤなら、来年ベンゲルが止めたときに一緒に出て行けばいいだけの話。アンリクラスなら間違いなく希望が通るはずです。
 そいった心情的な問題に加え、クラブとしてのチーム戦略から考えても、去年アンリが残ったことで、昨シーズンがグダグダになったのも否めません。

 まぁ、もともと僕は、アンリのピークというか「超一流でいられる時間」はあと1、2年かなと思っていました。彼みたいなスピードにまかせたタイプは、体の衰えをもろにくらってしまうと思うんですよね。それでも、ずっと残ってくれればクラブのシンボルというか、レジェンドとして末永く愛されたはずですが、この移籍でそれも無くなったんじゃないかな…。それぐらい、去り方としてはヘタクソなやり方だと思います。大体「アーセンとディーンがいないチームじゃヤダ」って、他の選手や関係者、サポーターには失礼極まりない話です。

 で、スペインに行ってしまったアンリについては、なかなか複雑なのですが、現在の正直な気持ちとしては、やっぱ応援する気にはなれないですね…。ハデにコケてもまったく痛痒を感じないと思います。
 客観的に見ても、スペースを活かすことで持ち味を発揮する彼が、リーガのスタイルに合うのかなっていうのが一つ、あとはメッシとロナウジーニョとバルサの3トップだと、3人ともほとんどディフェンスしなくなってgdgdじゃね? ってのが一つ(アンリは気が向けば守備しますが、それでもエトーほどでは無いんじゃないかと…)、さらに、味方には非常に寛容なイングランドサポーターに比べ、情け容赦のないスペインサポーターに気位の高いアンリが耐えられるか…という問題もあるでしょう。

 こんだけイロイロ言っておいてなんですが、アンリが抜けたのは正直痛いのは間違いないところです。
 ただ、個人的には巷で言われてるほど致命的でもないんじゃね? とも思っています。
 去年のアンリは明らかに最悪のデキで、チームへの貢献度という意味では決して高くありません。さらに欠場も多かったので「アンリ無し」という状況をかなり経験していたワケです。今年のアーセナルの欠点であった「決定力不足」がアンリ不在によるものという面は否定できませんが、それも、もしファン・ペルシがケガをせずフルシーズン戦えていれば、それなりに埋められていたと思います(あくまで「それなり」ですが)。
 去年の得点だけでいえば、アンリとペルシがシーズンの半分を棒に振ったことで20点は損していると思います。逆を言えば、ペルシが全シーズン活躍し、アンリの代わりに20点取れるFWを持ってくれば、昨年を遙かに超える成績も夢じゃありません。
 実際アンリ抜きでもマンUやリバポにはキッチリ勝って、チェルシーとは2戦2分ですし。

 だとすれば「アンリがいない」=「去年もそうじゃん」と考えれば、ロシツキやフレブがよりフィット&コロやセスク、クリシらがさらに成長する今シーズンは、去年よりはチーム力がアップしているんじゃあるまいかと!(もちろん「アンリがベストになって復帰」した場合には及びませんが…)

 もう一つ付け加えるなら、アーセナルの戦術の核はアンリではなくセンターハーフです。アンリの貢献度は比類無いモノですが、それはフィニッシャーとしてのものであり、チーム戦術ということで考えれば、アンリがいなくてもアーセナルはゲームプランを遂行することができます。
 アーセナルの戦術が崩壊するのはセンターハーフがダメなときです。センターハーフでうまくボールがおさまり、センターハーフによってボールが散らされないと、アーセナルのパス回しは途端に破綻します。だからヴィエラがいなくなってからしばらくは(というかヴィエラがパフォーマンスを落としてからはずっと)「ボールは回るけどゴールに近づけない」となってサッカーがおかしくなっていったのであり、セスクが台頭してきたことによって昔のパスサッカーが徐々に戻りつつあると僕は考えます(FWの決定力不足で相変わらず点は取れませんが…。でもチャンスの数はぐっと増えてきています)。

 そういった意味では、アンリが抜けるより、セスクかジウベルトが抜ける方が「チーム戦術」としては困ったことになるでしょうね…。ヴィエラは一人で攻撃と守りをカンペキにこなしていましたが、セスクにそこまで求めるのムリというか、そういう資質ではありません。そこでジウベルトが守りをキッチリとすることで、セスクが攻めに集中できる環境を作り出しているのです。

 まぁそんなワケで、アンリはいなくなってしまいましたが、来期もアーセナルらしいサッカーには期待できるというか期待したいなと思います。

 むしろ、ベンゲルがいなくなった時のコトを考える方が怖いですね、僕は。
 ベンゲル以前のアーセナルを知らないし、ベンゲルがいなくなっても欧州トップクラスの実力を保持できるかどうかは不透明です。
「お金を掛けずにチームを強くする」ってことなら、ベンゲルは世界一って言っても良いんじゃないかと…。
 心おきなくアーセナルファンでいられるように、ベンゲルの契約更新を強く望みますw

 では、また~
関連記事
[ 2007/06/27 21:40 ] アーセナル | TB(0) | CM(0)


コメントの投稿


蔑称使用、誹謗中傷や罵詈雑言、煽りコメントは禁止。

ネタバレも基本的に禁止。随時削除します。

スパム対策のため「http」が使えません。

お手数ですがhを抜くなどで対応お願いします。














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

この記事のトラックバックURL
http://graffito.blog14.fc2.com/tb.php/243-211872b5