名機「HD25-1 II」購入。ロックを聴くなら最高のヘッドホン【レビュー】 

 前から欲しかったゼンハイザーのヘッドホン「HD25-1 II」を買ってしまいました。

 僕が持っていたヘッドホンと主に使うシーンは以下の通り。

 K702:メイン。ボーカル曲とかJPOPとかクラシック。あとゲームとか映画。
 HFI780:打ちこみ系。エレクトロニカ。たまにゲーム。
 Skullcandy Aviator:外出時。なんでも無難に聴ける。
 Beats Studio:使ってない。
 Beats Solo HD:外出のときたまに使う。
 PortaPro:暑いとき。散歩のときとか。ロック系。

 K702とHFI780のコンボがかなり強力で、使い分ければ大抵のジャンルをカバーできますが、この2つがイマイチ苦手なのが

 ロックとかパンク。

 702も780も泥臭い系があんまり得意じゃない。
 僕が持っているヤツだとポタプロとかAviatorはロックがイケる口なのですが、もうちょっとトータルでクオリティの高いヤツが欲しいなぁ…と。

 で、そこを埋めるヘッドホンとして「HD25-1 II」をずーーーっと欲しいなぁと思っていたワケです。


 ついに買った! これで当分新しいヘッドホンはいらない! w


 というわけで、レビューというか使用感レポート。


●使用感
 見た目はプラスチッキー全開。非常に安っぽい。デザイン性は最低レベルw
 作りも大ざっぱかつ丁寧さに欠けていて、ちょっと雑に扱うとすぐ壊れそうで怖いw
 実際、大型店舗の試聴器は断線してたりイヤー部分が折れてたりと、故障率が高い気がします。

 見た感じ、とても2万オーバーの品とは思えないww

 HD25-1は、ジャンル的にはDJホンなのでサイズはコンパクト。
 耳部分を回転させることが可能ですが、全体をたたむことはできません。

 頑丈さに不安があるためカバンに突っこむのも抵抗があり、「ポータブルユース向けヘッドホン」と比べると、かなり持ち運びしづらいです。

 外で使うことを考えた場合、遮音性は高め。密閉型なので音漏れの心配も低め。ただし持ち運びや取り回しに難あり。
 トータルで考えると「外でも不便なく使えるが、アウトドアユースに最適とは言い難い」といったところ。

 快適性については、ネットでは「側圧が強い」「装着感が悪くて長時間使うのは辛い」という意見が多い野ですが、個人的にはとくに問題ありませんでした。
 買ってすぐにティッシュでアームを広げちゃったせいか、側圧のキツさも感じません。イヤーの接触感も気にならず、耳が痛くなることもないです。


●音質

 買う前にくさるほど視聴していたので、だいたいイメージはつかめていましたが、実際に使ってみても期待を裏切らないデキでした。

 僕がHD25に惚れたのは「圧力のある低音」と「全域にわたってクリア」という2点を両立していたため。

 基本的に低音重視系のヘッドホンはどうしても音が篭もるというか、野太くなる分シャープさに欠けやすくなるのですが、HD25は低音の迫力を十二分に出しつつも、中高音も綺麗に出してくれます。
 クリアな音が好きで、重低音系の籠もり感が苦手な僕にとって、まさに理想の低音系ドンシャリヘッドホン。

 中でもギターやベースといった弦楽器の生音感が素晴らしい。
 さらに、低音がしっかり鳴ってそれでいてキレも良いので、ノリの良さもなかなかのものです。

 実際に聴いてみると、ロック系との相性は抜群です。
 702や780でロックを聴くと、低音の圧が低いせいか、どうしても上品な音作りになってしまうんですが、HD25は迫力ある音でぐいぐいと押しこんでくる感じです。

 ロックをエロく聴きたい時にピッタリでしょう!


 と、褒めまくりましたが、苦手なところもけっこうハッキリしてまして…。

 まず、低音の圧力が高いので、繊細な曲でも図太くなってしまいます。しっとり系女性ボーカルなんかの場合、声自体は綺麗に聞こえるんですが、低音強調な演奏とのギャップに戸惑いがち。

 低音が強い分、バランス的に中高音がやや弱くなり、映画とかゲームだとセリフ部分で違和感を感じます。
 金管楽器系は不得意ではないですが、780と比べると突き抜けるような爽快感で劣ります。

 あと、クラシックは音の広がりやヌケが物足りない&鮮やかさに欠ける印象。オーケストラ系は得意ではなさそう。
 ヴァイオリン曲なんかは意外とイケちゃうのですが、あくまで「ヴァイオリンを綺麗に鳴らしている」だけであって、クラシックならではの壮大さや繊細さはちょっと欠けるかなーと。
 クラシック聴くならK702が圧倒的におすすめです。


 HD25-1 IIは、かなり個性のあるヘッドホンなので、合う曲合わない曲がハッキリ分かれます。
 基本性能が高いので、合わない曲でもダメってワケじゃないんですが、例えばHD598やK702みたいな「どれを聴いても問題ナシ」って感じではない。
 オールマイティな1本を求めている人には向いていませんが、とにかくロックを気持ちよく聴きたい! 他はどうでもいいorそこそこ聴ければ十分! というのであれば、かなり有力なヘッドホンだと思います。


ゼンハイザー 密閉型ヘッドホン HD25-1 II



【オマケ:HD25シリーズについて】
 なおHD25には兄弟機がいくつか存在します。

HD25 SPII 1.4万
HD25-1 II 2.3万
HD25 Amperior 2.5万
HD25 ALUMINIUM 3.5万

 SPIIは廉価版。
 Amperiorはポータブル向け。ハウジングがアルミになっていて、音もけっこう違うらしい。
 ALMINIUMは、HD25のハウジングをアルミにしたもの。基本設計は25-1IIと同じだけど、ハウジング部分の違いによる音の差があるらしい。
 SPとAmpは別物、ALUMIはマイナーチェンジ版ってところでしょうか。

 購入にあたって一応両方試聴しましたが、たしかに違いはあるものの優劣といえるようなものではなく、また1万の価格差に見合ったモノとも思えなかったので、25-1 IIを選びました。
 ただ、ネットだとALUMIの方が音が良いという人もいるので、購入の際は可能なら聴き比べてみるとよいかと思います。


ゼンハイザー 密閉型オンイヤーヘッドホン HD25 ALUMINIUM


ゼンハイザー AMPERIOR 密閉型ヘッドホン シルバー AMPERIOR Silver


ゼンハイザー 密閉型ヘッドホン HD25SPII

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[ 2015/08/05 22:17 ] オーディオ | トラックバック(-) | CM(0)


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