MOBAが盛り上がってきたので、有名どころ4つを遊んで比べてみた 

 PCゲーで最近盛り上がりをみせている「MOBA」を”軽く”遊んでみました。

 「MOBA」ってのは「Multiplayer Online Battle Arena」の略で、チーム対戦型のネトゲ。
 PCゲーム界隈では非常に人気のあるジャンルで、最も人気がある「LoL」は、総プレイヤー人口が7000万人、平均同時接続数が300万人という、アホみたいな規模のタイトルです。

 海外ではeスポーツとしても大人気で、Dota2の大会の賞金総額は20億円以上、優勝賞金は10億円にも及ぶとか。
 10億ですよ! プロスポーツの選手の年俸越えちゃってますわ…。
 5億かかった試合とかプレッシャー半端ないんだろうなぁ…。

 国内ではマイナージャンル&似たゲームがないので、興味がある方はとりあえずSteamからDota2をインストしてゲーム内のチュートリアルで基本を覚えるのが手っ取り早いです。
 チュートリアルだけだと、覚えにくいので、その後「ボットマッチ」「空のスロットをボットで埋める」でゲームを開始し、CPU戦で数回繰り返せば、だいたいの遊び方はマスターできるかと。


 とりあえず、世界的な有名どころを3つとスクエニの国産MOBA1本の計4本をプレイ。
 それぞれについて、簡単にまとめてみました。
 プレイしたのは

 Dota2
 Leage of Legend (LoL)
 Heros of the Strom (HotS
 ロードオブヴァーミリオン アリーナ(LoVA)]

の4タイトル。
 それぞれチュートリアルを終わらせて、ネット対戦を5戦前後ほどプレイ。超序の口。
 MOBAをちゃんとやるのは初めてですが、RTSはそこそこやってたので基本的な操作とかはすんなり理解できました。

 なお、各タイトルの比較は別エントリで行っていますが、ざっくりと「初めて遊ぶMOBA」をオススメしておくと

 Heroes of the Strom > League of Legend > Dota2 > ロードオブヴァーミリオン アリーナ

 あくまで個人的見解w
 LoVAは、まだ発展途上な感が強くてあまりオススメできませんが、他の3つはどれ選んでもいいかと。
 見た目も大事なので、「キャラが気に入った!」とかで決めちゃっても良い気がします。

 では、以下タイトル概要。



lollogo.png

 MOBAブームの火付け役。一番古くからサービスしていて、プレイ人口も最も多い。
 MOBAといえばLoLを基準に考えればよいかと。

 基本的に5vs5。
 1試合40~50分ぐらい。

 課金は使用できるキャラクターのアンロックが中心。1体5$~10$ぐらい(ゲーム内通貨での購入も可能)。
 ただし、無料で使えるキャラが常時10体程度用意されているので、1体も買わなくてもプレイはできる。
 他にキャラスキンや経験値等のブーストアイテムもあり。

 プレイヤーにレベルがあり、レベルに応じてヒーローの性能が上昇するアイテムの購入が可能になる。
 この点は、新参にとってはやや敷居となりますが、一方でモチベーションにもなるので、かならずしもマイナスばかりではないかと。





dota2logo.png
 LoLの後にサービスを開始。
 LoLと比べると、やや要素が増えていて複雑。そのせいでとっつきは悪くなったが、ゲーム内での「選択の幅」は増えている。よりコア寄りと言えるかも。

 基本的に5vs5。
 1試合40~分ぐらい。

 キャラクターは最初から全員を選択可能。LoLのようにいちいちキャラを購入する必要はない。
 課金は主にキャラクターのスキンなど。

 プレーヤーレベルがあるが、キャラの強さとはリンクせず、キャラクター選択の幅も人による違いがないため、初心者とベテランがまったく同じ条件でプレイすることになる。
 ゲーム性に影響を及ぼすアイテムの販売もなく、完全無料ですべてを遊べる。





HOS_Logo.jpg
 最近サービス開始。ブリザード製作ということで、なかなか注目を集めている模様。
 LoL、Dota2と比べると、システムをかなり簡略化。従来のMOBAにあった「序盤の単調さ」「逆転の難しさ」などを解消している。
 同時に、ゲームが単調にならないよう、マップの多様性やスキルツリーの導入などで戦術性を担保している。

 5vs5。
 1試合20~30分程度。
 対戦マップ数が多い(他のゲームは対戦人数ごとにマップ固定)。

 課金要素は主にキャラクターのアンロック。200円~1000円ぐらい(ゲーム内通貨での購入も可能)。
 LoLと同じく、無料で使えるキャラが5体以上用意されているので、1体も買わなくてもプレイは可能。
 他にキャラスキン、マウント、経験値等のブーストアイテムもあり。

 プレイヤーにくわえ、ヒーローにもゲーム内レベルとは別のプレイ通しでのレベルがあり、レベルによってキャラクターが使えるスキルに違いがでる。
 序盤に選べないスキルが確実に強いというわけではないので強弱に直結するわけではないが、選択の幅が狭まるのは確か。





logo_lova.png
 スクエニが運営している国産MOBA。ゲーム性は他の3つとはかなり違う。
 他の3つは見下ろし型なのに対し、こちらはTPS。
 また他が「ヒーローが自ら技を駆使して戦う」のに対して、LoVAは「使い魔を召喚して、その使い魔の技で戦う」スタイル。
 ゲームでは、5体の使い魔で構成した「デッキ」を使って戦う。
 他のゲームが「ヒーローごとに決められた能力で戦う」のに対し、「多くの使い魔を自由にくみ合わせて戦うことができる」のが最大の特徴。

 基本的に5vs5もしくは7vs7。
 1試合15分。15分で決着が付かないときは判定で勝敗決定。
 
 課金はいろいろ。
 メインは使い魔。1体200円~1000円。
 他のゲームのヒーローが1体で完結しているのに対し、こちらは1デッキにつき5体必要。かつデッキという仕組み上「無いと困る」状況に陥りやすい。
 他にアバター用装備、合成用素材、各種ブーストアイテム、デッキ・キャラクター・アバター装備の枠数など。
 ガチャもあり。






 以下、課金のスタイルとか初心者的取っつき易さの比較。



●プレイ料金
 基本プレイは4つとも無料。
 一番金が掛からないのは、すべてのキャラクターを無料で使えるDota2。
 その次が、キャラをゲーム内マネーかリアルマネーで買うLoLとHotS。Hotsの方が単価はやや高め。

 この3つは、金を払ってもゲーム内で有利になることはほとんど無く、いわゆる「Pay to Win」ではありません。
(金を払うことで多数のヒーローを所有できますが、それが勝ち負けには直結しません)

 LoVAはそこまで遊んでいないので想像も入るんですが、デッキを作るタイプのゲームで、かつ使い魔ごとに強弱関係があからさまにあるので、多分「カードを持っていないと勝てない」状況があると思われ…。
 そういった意味では、「課金しないと勝ちづらい」面はあるかもしれません。


●ゲームのとっつきやすさ

 初心者が遊びやすい順を並べると

 HotS > LoL > Dota2 > LoVA

 といった印象です。

 LoLとDota2はかなり似ています。LoLの方がシンプルな分遊びやすいけど、Dota2の複雑さゆえの戦術性の増加も捨てがたいところ。
 で、その2つから、面倒な部分を無くしてカジュアルよりにした結果、ゲーム性が大きく変貌したのがHotS。
 序盤から「全員で行動する」だけでなんとかなるため、初心者でも「今何をすればよいのか」が分かりやすい。

 一方、LoL/Dotaは序盤は個人戦となるため、完全初心者だと何をどうすればよいのかやや分かりにくい。
 基本的には自分の受け持ち場所をしっかり守れば良いのですが、そもそもどこを受け持てば良いのかも、初心者にとってはハードルでしょう。

 残るLoVAは、基本的なルールはLoLっぽいのですが、「使い魔の性質を覚えて、それぞれの個性を考えながらデッキを組む」という前準備が必要なため、少々敷居が高いです。そこさえ乗り越えてしまえば、かなり楽になりそうですが…。
 あと、アバターと使い魔をまとめて操作しなければならないため、操作も他の3つと比べると複雑です。

 一方、LoVAの初心者歓迎要素としては「7vs7」という点があげられます。
 チーム型の対戦ゲームは、チームの人数が多い方が1人あたりの責任は少なくなります。
 5人マッチでは勝負を決定づける致命的なミスも、7人マッチなら許容されることもあるでしょう。
 まぁ人数が多くなるとマッチングまでに時間がかかるという欠点も発生しますが…。


●試合時間
 LoLとDota2は1ゲーム40分以上になることが多いです。
 HotSは20分前後、LoVAは15分固定。
 30分越えちゃうと、手軽にプレイするのは難しくなってくるかと。ハマってくると逆にその長さが心地よい気もしますが。

 あと、試合時間が短ければ、それだけ多くの試合をこなせるので「ゲームの仕組みを把握する」のが容易になります。

 個人的に気になったのは「LoVAの15分固定」。
 15分という短さは良いと思うんですが、ゲームの仕組み的に15分で決着つくことが少なそう…。
 結果、ほぼ毎試合「判定試合」になってしまいます。
 15分に固定するなら、10少々で決着可能な仕組みのほうがスッキリするのになぁ…




 ざっと4つを比べてみましたが、初めてMOBAをやるのなら「HotS」が遊びやすいかなぁと思います。
 カジュアルな方向に振っているため、試合展開がスピーディかつミスっても挽回しやすい。

 また、マップギミックの存在とマップの狭さゆえに狭く敵味方が一カ所に集中しやすいため、「とりあえず人がいるところに行けばOK」な傾向があり「何をすればよいかワカラネ」という人でもなんとかなりやすいです。
 ただ、集団戦メインの作りなので、戦いが「よく言えば派手」「悪く言えば大味」になりやすく、MOBAの魅力である「地味ながらもストイックな駆け引き」的なものは少々薄れている印象です。

 そもそも、HotSはMOBAの王道からはちょっぴり外れている気もするので、世界で人気のあるジャンルを体験してみたい! とかならLoL/Dota2から入ってみるのが良いかもしれません。

 初心者がDota2とLoLのどちらかを選ぶなら、個人的には駆け引きがシンプルなLoLの方がオススメ。
 ただし、この辺は好みなので、とりあえず両方やってみて合った方を選ぶのがよいかと。
 全部タダですしねw



 MOBAというと、PCゲームでチームバトルで対人対戦でしかも英語と、チーム内コミュニケーションなどで壁を感じる部分もありますが、実際にプレイしてみたところ、こと初心者プレイにおいては、そんなものは一切ありませんでした。

 基本、無言プレイww

 チーム内での打ち合わせとかありませんし、ヘタレプレイで罵倒されることもほとんどありません。
 たまにFuck!言ってくる人がいるようですが、フィルター掛ければ見えませんしw

 試合を重ねてレベルが上がってくるとコミュニケーションの必要性も出てくるかもしれませんが、「とりあえず遊ぶ」分にはそんなこと考えなくても大丈夫そう。
 ここで紹介したMOBAはすべて無料でプレイできるので、少しでも興味がある方は試しに遊んでみてはどうかと。
 いきなり対人対戦に走らず、BOT相手にソロで練習することもできますしね。

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[ 2015/08/19 20:55 ] ゲームいろいろ | TB(0) | CM(2)


dota2に有料ヒーローなんて存在しましたか?それにdota2の他のmobaにはない様な変わったスキルの事も紹介して欲しかったです。これだとdota2の魅力を一切語れてない様に感じます。
[ 2015/11/13 03:46 ] [ 編集 ]

 記事書いたときに、プレミアムのリワードでキャラ的なものがあったような気がしたのですが、調べたところ確認できませんでした。
記憶が曖昧なので、さしあたって削除しておきました。

「DOTA2ならではスキル」についてですが、記事でも書いたように、僕はどのタイトルも少ししか遊んでいません。なのでスキル比較みたいな突っこんだ話は無理なんですorz

 ただ、DOTA2はLoLあたりと比べると「より奥行きを深くする方向に進んでいる」というのは感じます。
 なので、MOBA経験者や、他のMOBAで戦術的な物足りなさを感じた方は、DOTA2を遊んでみるよいのではないかな、と思います。
[ 2015/11/14 05:18 ] [ 編集 ]

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