粘土感覚で3DCGを作れるフリーソフトでFF IXのビビを作ってみた 

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 粘土や彫刻を作るような感覚で3DCGを作れるフリーソフト「Sculptris」(公式サイト)を使って、FF9のビビを作ってみました&作成動画をアップ。

 3DCGというと、ポリゴンを組み合わせて試行錯誤しながら立体を作っていくという、お絵かきなどと比べてかなり難しい印象がありまが、このSculptrisを使えば、かなり直感的に立体物を作ることができます。

 今回、ビビを作りましたが、作成時間はだいたい4~5時間ほど。
 Sculptrisはインストールしたばかりで、数10時間ぐらい適当にいじって各ツールの基本的な使い方を覚えた程度です。

 3DCGの素人でも、Sculptisを使えばこんなのが作れますよ的な動画ということで。


↑メインとなる頭と体。下で作った帽子と手袋を読み込んで合体。
モデリング終了後、ペイントもしてみました。モデリング部分は16倍速、ペイントは32倍速。



↑別パーツとして作成した帽子と手袋部分。




 Sculptrisは「スカルプト(英語で「彫刻」)」と呼ばれる手法を使った、3Dモデリングソフト。
 得意なのは、人や動物などアナログな形をしたモノ。
 一方で、エッジの効いた物体を作るのは苦手なので、建築物やロボットなどの作成には向いていません。

 あと、操作はペンタブレットを強く推薦します。筆圧感知にも対応していて、快適に作業できます。
 マウスでも大ざっぱなモノならできると思いますが、ディテールを作り込むのは苦行でしかないと思います…。

 Sculptrisはとにかくシンプルなので、わざわざ解説本などを読む必要はありません。公式サイトにあるマニュアルを見るだけで、一通りの使い方は覚えられます。

 ただ、Sculptrisのツールは、1つの機能でいろんな効果が得られるので、1回使っただけだとイマイチ理解しづらいかもしれません。
 そこで、とりあえず最初は「そのツールでどんなことができるのか」を知るために、適当に触りながら「何かを作ってみる」ことをオススメします。
 実在するものだと正確に作らないといけなくなるので、空想上のクリーチャーなんかがベスト。

 とりあえずは、「盛る」ため「DRAW」と、「引っ張る」ため「GRAB」、そして凹凸をなめらかにする「SMOOTH」の3つでいろいろやってみるとよいです。
 また、SculptrisはALTキーを押しながらツールを使うと「機能が反転」します。DRAWは通常使用は盛り上げますが、ALTで使うと凹ませます。これを知らないと凹ませたり削ったりができないので必ず覚えておきましょう。

 盛りと凹み、そして引っ張りを駆使して、立体の表面に自由に凹凸を作れるようになれば、Sculptrisの基本はマスターです。
 あとは、細い線を描く、左上の「CREASE」で仕上げれば完璧です。 

 あとは、とにかく習うより慣れろで、使っていくと良いと思います。



 以下、動画の補足解説です。


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↑別に作っておいた帽子を球体にセット。
次に、凹み(ALT+DRAW)と押し込み(ALT+GRAB)で
球を柱にして頭のベースを作成。
さらに、首部分をDRAWで盛り上げてカラーのベースを作ります。

0:09
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↑スペースキーを押すと、ツールのサイズと強さを
調整するサークルがその場に表示されて非常に便利。
他には、ALTキーでツール効果反転、SHIFTキーでSMOOTHツールになります。

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↑カラーの作成。パーツ作成の基本は「DRAWで盛る」「SMOOTHで整える」
「CREASEもしくはDRAWで細部を書き込む」の繰り返し。
見た目を良くするには細部の書き込みをしっかりやるのがベター。
「CREASE」でエッジの強調や筋彫りをやっておくと良いです。
なお、「CREASE」で深いラインを入れたいときは、
Strengthスライダーを右へ、薄く入れたければ左へ。
なお、「DRAW」や「SMOOTH」のStrengthスライダーは基本的に真ん中でOK。

0:31
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↑DRAWとGRABで胴体部分を引っ張りだします。
あとでいくらでも微調整できるので、とりあえず適当に。

1:04
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↑お腹で前に出すぎていたので、大きめサイズのALT+GRABで全体的に引っこめてます。

1:41
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↑身体の次は腕。「INFLATE」で腕の素を引っ張りだします。
腕や指など、細い筒状に引っ張りだすときは「DRAW」や「GRAB」よりも
「INFLATE」で少しずつ引っ張りだしたほうが簡単。

2:57
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↑あらかじめ作っておいた手袋を合体。
ツール上部にある「ROTATE」「SCALE」を回転縮小しつつ位置合わせ。
「Global」にチェックを入れれば読み込んだオブジェクト全体を操作できます。
別取り動画だと片手だけ作っていたので、
コピペで左右対称状態に修正してから読み込んでいます。


3:25
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↑ディテールを作り込んでポリゴン数が多くなると、
ソフトがクラッシュしやすくなります。Sculptrisはツールを使うと
ポリゴン数をどんどん増やすだけで、減らすことがありません。
そこで、ある程度作業を進めたら、2ブロック目の左上にある
「REDUCE BRUSH」で表面をなでてポリゴン数を間引きましょう。
ただし、間引きすぎるとディテールが潰れるので加減に注意。
なお、盛りすぎたり凹ませすぎたりして、造形がぐちゃぐちゃに
なった時は、SMOOTHでできるだけ滑らかにする→REDUCEするの
繰り返しで平らにすることができます。

4:04
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↑足作成。足は太いので、DRAWでザックリと盛り上げてからINFLATEで引っ張りました。

6:40
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↑ペイントモード。ざっくりと色を塗れます。ただし精密な色塗りは無理。
今回のケースだと、ポリゴン構造の問題なのか、
目の上に色を塗ることができませんでした。しっかり塗りたい場合は、
オブジェクトを他のソフトにエキスポートしてUV取る必要があるかと。


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[ 2015/08/28 18:01 ] デジモノ | TB(0) | CM(0)


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