「Sound Blaster E5」レビュー。コスパの高い多機能USBDAC/ポタアン 

 先日購入したクリエイティブメディアのUSB DAC搭載ポータブルヘッドホンアンプ「Sound Blaster E5」の音とか使い勝手についてのレビュー。

 もともとはPC用のUSBDACとして買ったので、そっちがメイン、ポタアン機能はオマケと考えている人のレビューとなりますw



・音質

 僕は今まではヘッドホンはK702かHD25-2を使い、PCでは5000円ほどのクリエイティブメディアのUSB外付けサウンドユニットに、外では旧型のiPodかスマホ(Xperia Z3)直付けで、音楽を聴いていました。

 今回、ヘッドホンはそのままで音源ユニットがE5に変わったわけですが、音質的な違いは
「驚くほどの違いではないけど、意識して聞けば違いがわかるぐらいは良くなっている」感じです。

 1000円のイヤホンを1万円のに変えると明らかな音の違いを感じますが、アンプの増設は正直そこまでじゃないです。
 黙って渡されたら気づかないかもってレベルw


 ただ、「音が良くなっている」ことはそこまで聞き取れなかったんですが、ノイズやダメな音が前より耳につくようになりました。
 たぶん、音の分離がよくなって、綺麗なところがしっかり鳴っていたり、聞こえなかった音が聞こえるようになったから、ダメな部分も目立つようになっているのかと…。

 そういった意味では、ぱっと分かるほどではないけれど、無意識下でも認識できる違いは確実にある…と言えるのかもしれません。


 意識して聞いたときの音の印象は、全体的に滑らかになって音の密度が上がった感じ。
 音のキレがよくなったとかそういう方向の高音質化ではなくて、全体的に密度の濃い音を出している感じ。
 物足りなさを感じるかもしれませんが、聴き疲れしないという意味では普段使いにピッタリかもしれません。


 あと、意外とよかったのがエフェクト機能の「SBX Pro Studio」。
 この機能は「サラウンド感」「明瞭さ」「低音ブースト」といった効果を自在に組み合わせるモノ。まぁよくあるデジタルエフェクト機能ですね。

 「音楽」「映画」「ゲーム」といったメーカー製のセッティングがいくつか用意されているので、そこから選んでもいいですし、各パラメータを自分でいじくりまわすこともできます。

 一般的に、この手のエフェクト機能は音楽好きには敬遠されることが多く、僕も今まではあまり使ったことがないです。
 ただ、E5のSBXは、かなり分かりやすい感じのエフェクトがかかってまして、ぱっと聞いた感じの気持ちよさはなかなかのモノ。

 ボーカルをハッキリと聞かせつつ、高音をキラキラにして低音をズンドコしてくれます。
 要はドンシャリ化ですね。
 迫力ある音が好きな人なら、かなり楽しめるそう。

 まぁ少々主張が強すぎて、長い時間聞いてると疲れてくるきらいはありますがw


・使い勝手

 E5はポタアンとしては非常に多機能で、USB接続、USBホスト接続、ラインに光と、実に多彩な接続方法をサポートしているんですが、とくに便利なのがBluetooth接続。

 個人的にスマホは取り回しの良さが必須なので、ポタアンを有線くっつけてバンドで一体化するのとか絶対無理。
 もっと言えば、スマホからヘッドホンケーブルが伸びているのだって好きじゃない。

 その点、ポタアンとスマホをBluetoothでつなげれば、ケーブルは常時カバン内のポタアンと接続。スマホ本体は一切ケーブルナシで使う事ができます。
 ワイヤレス万歳。

 無線ゆえに、ちょこちょこ無線ノイズが入るのが残念ですが、それを補って余りある快適さを実現できます。

 Bluetoothは音質が悪いという印象もありますが、E5は高音質コーデックのaptXにも対応していて、無線転送でもかなりの高音質。
 少なくとも僕には無線有線の違いがよく分かりませんでしたw

 あと、BluetoothのおかげでVitaとも繋がります。
 Vitaのイヤホンジャックはあんまり上等じゃないので、ポタアンつけるのも悪くないかと。
 Vitaのためにポタアン買おうとは思いませんが、Vita「でも」使えるのは、ゲーマー的には魅力的な付加価値だと思います。



・おまけ:ハイレゾで使いたいときは要注意


 E5は、PCにつなげるとサンプリング/ビットレートが192khz/24bitまで対応していて、ハイレゾ音源の再生が可能です。

 で、パッケージにも「192khz/24bit対応」とデカデカと書かれているのですが、これはあくまで「PCにつなげた場合」。
 オフィシャルな接続方法だとiOSデバイスは96khz/24bitが最大です。
 さらにAndroidの場合は44.1khz/16bitが最大で、ハイレゾ音源非対応です。

 非公式なつなげ方をすればiOSは192khz/24bit、Andoridは96khz/24bitまでいけますが、iOSは3500のカメラアダプタが必要ですし、Androidに至っては対応機種を選びまくるわ、対応してても音が鳴らないわと、非常に不安定な状態。

 ちなみに、Androidだと「192khz/24bit音源」を「音はなるけど、実は44khで再生」とかしてたりします。
 勝手にダウンサンプリングしちゃうんですよね…。いろいろとややこしくて困るorz

 ともあれ、スマホとポタアンの組み合わせは、カタログスペックだけ見て買ってみたら、実は思ってた使い方ができなかった…なんてことが非常に発生しやすいです。
 ハイレゾ目的でE5を買うときは、しっかりと情報収集することをおすすめします。



Creative Sound Blaster E5 ハイレゾ対応 iPhone/iPad対応
USB DAC ポータブル ヘッドホンアンプ Bluetooth付き


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[ 2016/03/24 10:58 ] オーディオ | TB(0) | CM(0)


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