こだわりの日本産ゲームに未来はあるのか?←今の流れだと厳しいような…? 

 4gamerさんに、こんな記事が載っていました。

【島国大和】“国産ゲームならではのこだわり”に未来はあるのか?

 ゲームが好きな人なら、いろいろなことを考えるきっかけになりうる記事なので、読んでみる事をオススメ。

 で、詳細は読んでもらうとして、ざっくりまとめると、国産ならではの”こだわりゲーム”がどういうものかを語りつつ、最近は”熱心なプレーヤー”の絶対量が少なくなってきていて、こだわりの作品を作るのが難しくなってきた。こだわりの日本的ゲームが生き残れるように、市場規模を広げていきましょう! 的な話。

 遠慮なく言ってしまえば、今のママなら「未来は無い」と思いますねぇ…。
 だって、

 ”熱心なプレーヤー”を生み出すような熱い国産ゲームって少なくない?

 って気がするんで。
 無いとは思わないけど、絶対数が昔と比べると少ないような。
 スーファミからPS時代って、作品数が多かったこともあるし、作り手が考えつく事を惜しげもなく作品につぎ込んで制作されていたりして、名作が生まれやすい土壌があったと思うんです。

 ところが、最近のゲームは、ボリュームは少ないし、オマケ的な要素はDLCでバラ撒きまくり。
 さらに本編もボリュームが少ないどころか、どう考えても未完成だろってレベルのものを、経営的な事情で強行リリースするものも珍しくありません。

 最近は軽薄短小な作品が主流でして、短い時間でもサクっとプレイできるのはメリットだとは思うんですけど、やっぱり「10時間で終わっちゃうゲーム」は、なかなか思い出に残らないと思うんです。
 50時間100時間と、寝るのを忘れて遊びまくったタイトルのほうが、記憶に残りやすい。

 昔のゲームは、基本的に全部入りでオマケもたっぷりあったので、一つのタイトルに愛着を持ちやすかった。
 でも最近はメイン以外の要素はバッサリカットしていたり、あったとしてもDLC。
 個人的にはDLC展開が悪いとは思いませんが、DLC買うような人はすでに「ゲームが好きな人」であって、「熱心なプレーヤー予備軍」な層はなかなか手を出さない。
 つまり、DLCを買わない人はどこまでいっても買ってくれないワケです。

 ボリュームが減ってDLCが増えてきたのは、ゲームが売れなくなってきて、そうしないとビジネスにならないからでしょうから、仕方がないとは思いますが、売り手の方がそこに斟酌する必要はないんですよね…。

 すでに、ゲーム黄金時代を育ち、ゲームに対して愛着がある人は、今のような状況だから仕方がないと納得して受け入れてくれるでしょうが、まっさらな状態の新人さんたちが、今の国産タイトルを遊んでゲームという娯楽の虜になれるのか? と言われれば疑問を抱かざるをえません。


 キツい言い方をすれば、今の日本のゲーム市場って、コンシューマもスマホも、過去の資産を食いつぶしているだけな気がします。
 ファミコンPS時代に育てた「ゲーマー」相手に商売して、その後に続く人たちをまったく育てていないような。

 すでに斜陽の状況なのでやむを得ない部分もあるでしょうし、市場を育てる余裕なんて無いというのも事実かもしれません。
 ただ、個人的には、最近のゲームって、DLC展開を考えた本編作りとか露骨な萌えエロ展開が多くて、「いかに楽しませるか」よりも「いかに儲けるか」が鼻について萎えちゃうんです。

 もう少しモノ作りの本分に立ち返って「おもしろいゲームを作って楽しんでもらう」ことを第一義とした商売をして、ユーザーのゲーム愛を膨らませていかないと、将来は厳しいのかなぁと思います。

 まぁ、市場規模とクオリティの関係って、鶏と卵のどっちが先か? みたいな話で、いろいろ難しいんですよね…。
 ただ、一ゲーマーの願望だけを無思慮に書けば、ゲームメーカー様には「妥協のない娯楽作品」を作って欲しい、もしくはそうであることを心がけて欲しいってコトです。
 それだけじゃビジネスにはならないでしょうけど、そこを忘れてもダメだと思うので。
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[ 2016/04/18 22:56 ] ゲームいろいろ | TB(0) | CM(2)


4亀の記事を読んで違和感を感じてた部分を書いていてボクも主さんに同意です
SFC時代を小学生で過ごしたボクにとってもゲームに対する愛情が小さくなったのではなく面白そうと思えるゲームが少なくて買いたくても買えないのが正直なところ
業界が違いますがディズニーランドは何十年とテーマパークのトップに立って世代を問わず楽しませている
経営側に問題があるのか開発者に問題があるのか、いずれにせよ企業努力が足りないと思うんですよね、貧すれば鈍すというか
[ 2016/04/25 00:00 ] [ 編集 ]

 中小メーカーや業績の悪い大手メーカーが、目先のことを優先するのはやむを得ない部分もあると思うんです。そうしないと潰れちゃうんで理想もクソもないし。

 とはいえ、業界の全体的なベクトルがそっち向きになっちゃうと、業界そのものがしぼんでいっちゃうんだろうなぁ…と。

 まぁ「作品を作る事」と「金を儲ける事」って、けっこう相性悪い部分もありますからね…。モノを作る事へのリスペクトというか職人魂的なものを、どのように担保するのかが大事な気がします。
[ 2016/04/26 09:46 ] [ 編集 ]

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