いまさら「ソードアートオンライン:ホロウリアリゼーション」の簡単レビュー 

 今年に入ってからクリアしたゲームの簡単レビューその1

 「ソードアートオンライン:ホロウリアリゼーション」
 
 ソードアートオンラインのアクションRPG。
 Vitaやらで発売されてたSA:ホウロフラグメントの続編というかシリーズ新作?
 最初は続編かな? と思っていたのですが、システムは別物でフラグメントよりもかなり進歩したものになっています。



 基本的には、なかなか楽しいバトルRPGに仕上がっています。
 SAのキャラクターたちでパーティ組んで、それぞれをレベル上げして育てていくのは原作ファンであれば間違い無く楽しめるはず。

 戦闘部分もアクション性とRPGとしてのバトルという側面をうまく融合させていて、パーティでの協力や、装備やスキルを工夫して戦力を強化するといった要素がうまく組みこまれています。

 で、ここからは「楽しいから気になったダメなところ」。



 まず、「ネトゲ風バトルをソロで楽しむ」部分にキッチリとフォーカスしたためか、一般的なRPGにあるそれ以外の部分、例えば「生産」とか「世界探索」みたいな部分がゴッソリ抜け落ちています。

 世界の広さも、MMORPGタイトルには遠く及ばず、最近の大作オフゲRPGと比べても少々手狭。
 さらに、マップのレベルデザインが手抜き気味で単調なため、すぐ飽きます。
 ネトゲで「新しい土地に行っても感動がまるでない」ってのは、かなり致命的だと思うんですよねぇ…。


 あと、ストーリーがつまらないです。
 メインストーリーは退屈だし、ある意味メインより大事かもしれないキャラエピソードも良いデキとは思えない。

 なんていうか、薄っぺらなモラルを言葉で語るだけのストーリーになっていて深みがまるでない。小学生に見せる道徳の教科書みたいな感じ。
 すでに年老いたおっさんゲーマーの心にはまるで響かないどころか、あまりの初々しさに痛々しさすら感じてしまいます。

 だいたい、ゲーム中のNPCを守るために、あそこまで一生懸命になる理由がよく分からん。
 VR風世界ゆえに、AIにも命を感じる…という理由付けをしているのかもしれませんが、であれば、なぜモンスターという「生き物」を平気で殺せるんだろう?

 SAは原作がそういう傾向があるので仕方ない部分もあるかもしれませんが、それをさっぴいても、もう少し深みというか、「大人の鑑賞に堪えうるストーリーライン」を作って欲しかったです。



 と、けっこう文句を言いましたが50時間ぐらいは楽しくプレイできたので、良作だと思います。「楽しいから文句言う」の典型ですね。

 無料でのバージョンアップや、ボリューム感のある良心的有料DLCなど、バンナムとは思えない発売後展開も好感度大(というか最近のバンナムはそんなに悪どい感じしないなぁ…)。

 「ネトゲRPG」というよりは、キャラ色の強いハクスラと思えば不満も激減すると思います。
 ハクスラにしてはアイテムバリエが少ないですが、まぁ50時間遊べれば十分及第点。ウン百時間プレイ余裕です^^っていう「Diablo」とか「PoE」のコスパがおかしい。

 SAの原作好きな人におすすめできるか…というと正直微妙w
 キャラはいっぱい出てきて好きなようにパーティ編成できますし、ボイスたっぷり付きというのも評価はできるのですが、いかんせんストーリーやキャラエピソードのクオリティが酷い。
 「アスナが出てくれば満足^^」なんて人はイイですが、お話にクオリティの高さ望求める方は、あえてスルーするのもいいかもしれません。


ソードアート・オンライン -ホロウ・リアリゼーション - PS4
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[ 2017/05/17 00:16 ] ゲームレビュー | TB(0) | CM(0)


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