大型液晶テレビの素敵機能あれこれ 

 最近のテレビには、けっこういろんな機能が付いているんですが、ゲームに関係ありそうな機能をピックアップしてみました。

・倍速液晶
 液晶は構造的に「残像」が残ります。最近の液晶は残像感が減ってきたとはいえ、動きの速いゲームの場合は気になってしまうことも多いです。
 倍速液晶は、通常のテレビやゲームの出力が秒間60フレームなのを「無理矢理」120フレームにして残像感を減らそうという技術です。増やしたフレームは本来存在しないフレームなのでテレビ側で作成します。どのようなアルゴリズムで作るかによって、できあがった映像はかなり変わってくるので、同じ倍速液晶でもメーカーが違えば映る映像も変わってきます。
 ゲームの場合は、あるにこしたことはないと思います。比較的画面の動きが少ないRPGなんかでも、背景がぐるっと動くようなシーンでは残像軽減効果を感じられますしね。

・フレーム遅延軽減
 最近の液晶テレビは、先に説明した倍速液晶技術やら色味保管機能などがついていて、画像にさまざまなデジタル処理をほどこしています。その結果として、映像が入力されてから出力すまでに、わずかな「ズレ」が発生します。少ない物で数フレーム多いと十数フレームにもなり、時間にして0.1秒を越える遅れがでることもあります。
 映像メディアの場合は問題にはならないのですが、ゲームの場合「実際の映像」と「表示される映像」が0.1秒もズレると、フレーム単位での勝負となる格闘ゲームとか音ゲーなんかは、ゲームとして成立しなくなります。「東方」みたいな避けシューティングもかなり難しくなりそうです。
 そこで登場するのが「ゲームモード」「スルーモード」などと呼ばれる、各種映像処理をすべてヤメることで遅延を軽減する機能です。
 あくまで「軽減」するだけで「ゼロ」にするワケではありません。また遅延フレーム数もメーカーによって様々。たとえばAというテレビの場合「通常で10フレーム遅延、ゲームモードで5フレーム遅延」、Bというテレビは「通常で4フレ遅延、ゲームモードで2フレ遅延」なんてこともあります。この場合はAのゲームモードはBの通常モードに勝てないことになります。どの程度の遅延かはカタログには乗っていないので、気になる人はメーカーの広報あたりにでも電話して聴くのがオススメです。
 個人的な感想ですが、5フレ以下なら音ゲーでもあんま気になりません。10フレすぎるとなかなか辛い。まぁRPGやる分にはどっちでも平気ですけど。

・ドットバイドット
 これは映像信号を「拡大しないで」出力する機能です。前項でも説明しましたが、フルハイ液晶にPS2の画面を映す場合、通常では720×480の画像を1920×1024に拡大して出力します。しかしドットバイドット機能を使うと、720×480サイズで出力されます。それ以上の部分は黒く何も映らない状態となります。当然出力サイズは小さくなってしまいますが、拡大しないためドット感や色のにじみなどが無くなるというメリットがあります。

・アップコンバータ
 解像度の低い画像を引き延ばすときに、さまざまな補正をかけてキレイに見せる機能です。すべての液晶テレビに内蔵されています。メーカーによって差が出る部分ではありますが、液晶テレビのアップコンバーターは正直大したこと無いので、そんなに違いは見受けられません。
 アップコンバーター機能が強力なのはPS3で、PS3でDVDをフルハイサイズに拡大してみると、強力な補正機能によってブルーレイソースと勘違いするほどの綺麗な画面になるそうです(持ってないのであくまで伝聞ですけど)。ただしPS3のアップコンバーターはDVDでのみ使われ、ゲームの出力には使われていないらしいです(ファームアップとかで対応しているかもしれませんが、詳しくは知りません)。

 これらの機能のうち、価格と関係してくるのは倍速液晶。これがあると数万は高くなります。僕としては付けることをオススメしますが、まぁ予算次第では削ってもいいとは思います。最近の液晶はかなり残像感減ってきてますから無くても十分遊べます。倍速なくてもPSPの液晶よりはよっぽど残像感無いですしね。
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[ 2005/01/01 02:00 ] デジモノ | TB(0) | CM(0)


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