幕張メッセで開かれていたCEATECに行ってきました。その中から気になったネタをいくつか紹介。まず最初はコチラ
・LEADTEK、Cellベースの映像処理エンジンを積んだアップコンバート可能なビデオエンコーダ「WinFast PxVC1100」を10月末から販売。
Cellと言えばPS3ですが、開発したのはSony、東芝、IBMの3社。その東芝がCellを使って画像処理プロセッサ「SpursEngine」を開発しました。
SpursEngineには「Cell Broadband Engine(Cell/B.E.)」と呼ばれるプロセッサを4基と、MPEG2/H264のハードウェアデコーダ/エンコーダを搭載。読み込んだ映像をCellで映像処理してから、再エンコードしてくれます。
で、そのSpursEngine使った製品第一号がこのPxVC1100というワケです 仕様は以下のとおり。
・128MB XDR DRAM搭載
・SD画質からフルHD画質への変換が可能。
・ロープロファイル
・外部入力は無し
・COREL「DVD MovieWriter」「WinDVD」バンドル。
・値段は3万円ぐらいらしい(現場で係員に聞いた)。

PxVCのカタログには対応解像度が書いてませんが、SpursEngineのカタログによれば「1920×1080 60iと1280×720 60pまでに対応」となっています。
実際に動いているところを見ましたが、付属するCORELの「DVD MovieWrite」を使ってSD画質のものをHD画質にアップコンバート&エンコードしていました。逆にいえばできるのはそれだけ。
係員さんにアップコンバートしならがリアルタイムに映像表示できないのか? と聞いたところ「できません」と即答されましたorz
でももらったチラシには「リアルタイムでトランスコーディング可能」って書いてあるんだよな…。単に再生ソフトがついてないってだけかもしれません。
気になるエンコード速度ですが、1分ほどのSD画像をHD画像に変換するのに約3分。CPU使用率は50%を切っていました。ちなみにハードウェアエンコーダを使わずにCPU処理させた場合は7分オーバー&使用率は100%とのこと。展示機のCPUがやや古めのモノだったので、最新のにすればもっと速くなるということでした。
で、僕としては「リアルタイムアップコンバーター」が欲しいワケで、正直リアルタイムプレビューできないものには魅力を感じないワケです。
ところが、その横でデモしてた「東芝の展示」では「リアルタイムでのアップコンバート」を実現しているじゃないですか!
DVDを使ったリアルタイムでの比較再生展示をしていて、モニタを見れば一発でわかるぐらいの上々なアップコンバートぶり。かなり惹かれました。
係の方の話では、専用のDirectShowフィルタを使ってメディアプレーヤーで再生しているとのこと。「隣ではリアルタイム表示できないって言われた」と聞いたら「エンジンの方では対応しています。できないのは製品の仕様じゃないでしょうか」と答えてくれました。フィルタぐらいつけろよLEADTEK…。
ただフィルタさえあればメディアプレーヤーなどで再生できるのならば、後々ネットなどでフィルタを配信することで、リアルタイムなアップコンバート表示にも対応できるかもしれません。
DVDのアップコンバートというと、同じくCellパワーを使ったPS3がありますが、あちらは再生のみですが、こちらは見るのにくわえて録画もOK。ファイルとして残せるのは大きな強みと言えそうです。
ついでにアップコンバートのアルゴリズムですが、PS3はSONY製、SpursEngineは東芝製なので中身は別物ということ。どちらも液晶テレビなどでの映像処理アルゴリズムには定評がある方なので、そのあたりの差で選んでみても楽しいかもしれません。
CELLチップを利用したビデオエンコーダーが登場、PCIe対応製品として近く発売(TechnoBahn)
PS3の「Cell」プロセッサを応用した高性能拡張カードが登場、ハイビジョン映像をガンガン楽しめるように(GIGAZINE)
PS3でもDVD以外のアップコンバートが可能なんだが、ライターレベルでも知らない人間いるんだな
勉強不足
ご指摘ありがとうです。HDD上のファイルもアプコンできるんですね。新ファーム情報を見落としていたようです。申し訳ありませんでした。修正しておきましたorz
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